3月25日(金)にいよいよ2022年のプロ野球ペナントレースが開幕する。日本テレビ系では夜6時10分から「巨人×中日」の開幕戦が生中継され、解説に巨人やメジャーリーグのボストン・レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏が登場。同氏のYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」とのコラボ企画を行う。現在は「サンデースポーツ」(NHK総合)の解説や「サンデーモーニング」(TBS系)の“御意見番”としてテレビでも野球について語っている上原氏だが、YouTubeで配信を始めたのは2020年の1月。そんな上原氏のYouTube配信に対するスタンスや、ここまで“御意見番”を務めた感想などについて、配信のアシスタントを務めているタレントの上田まりえを交えて話を聞いた。
開幕間近のプロ野球について、「お客さんがいっぱい入った中で野球をしてほしいという願いと、勝った負けたは仕方ないので、見ている人が『野球を見てよかったな』と思える試合、選手みんながしっかり準備して一生懸命やっているところを見せてほしいと思います」と語った上原氏。YouTubeを始めた理由を尋ねると、きっかけは制作スタッフからのラブコールだったという。
当初はチャンネル名も「上原浩治ベースボールアカデミー」という名前だったが、「そんな真面目にやりたくないって言ったんですよ(笑)。(技術的な内容は再生回数が)伸びないなと思って。そういう配信をしているOBの方も多かったので、同じことをしても仕方ないですし」(上原氏)とのことから、視聴者投票を経て現在のチャンネル名に変更となった。
上田は「上原浩治の雑談魂」が新チャンネル名に決定した発表をする回にゲスト出演。「投票の結果をなぜかゲストの私が発表することになって。ゲストなのに進行役だったんですよ(笑)」と、これをきっかけにアシスタントに就くことに。さらにタイトルが変わってから約7カ月後、配信はプロ野球OBを中心としたゲストを招いて“雑談”を繰り広げるという現在のスタイルになった。
「来てもらった人に楽しく帰ってもらいたいし、ゲストがこれまで見せていなかった部分を引き出したい」という上原氏。巨人時代のチームメートでもあり、日本球界復帰後は選手と監督という間柄でもあった高橋由伸氏がゲスト出演した際は、「クリーンなイメージだから、そうじゃない俺が知ってる由伸を引き出したかった」など、毎回ゲストの現役時代には見られなかった一面を引き出そうとトークを繰り広げている。
その結果、高橋氏の登場回は「あれだけ饒舌なイメージがなかったので、びっくりしました」(上田)というように視聴者の反響を集め、登場初回の再生回数は300万回を超えた(※2022年3月12日時点)。
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