国際メディアコンクールでフジテレビがトリプル受賞

2017/04/26 20:48 配信

芸能一般

ニューヨーク・フェスティバルで銀賞を受賞した「ザ・ノンフィクション」の一場面

日本時間の4月26日、アメリカ・ラスベガスで開催された国際メディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル」において、フジテレビの番組が“トリプル受賞”した。

受賞したのは「ザ・ノンフィクション『わ・す・れ・な・い 明日に向かって~運命の少年』」(2016年、フジテレビ)、アニメ「舟を編む」(2016年、フジテレビ系)、「Bリーグ開幕戦 アルバルク東京×琉球ゴールデンキングス」(2016年、フジテレビ系)の3番組。

「ザ・ノンフィクション―」は人物・伝記部門で銀賞、アニメ「舟を編む」はアニメ番組部門で銅賞、「Bリーグ開幕戦―」は制作デザイン・美術ディレクション部門で銅賞をそれぞれ獲得した。

ニューヨーク・フェスティバルは、1957年に創設された国連主催の国際コンテスト。テレビ番組・映画・ラジオ・広告・インターネットなど、あらゆるジャンルの映像作品を審査・表彰し、今回は50カ国から多数の作品エントリーがあった。

「ザ・ノンフィクション―」は、東日本大震災で家族を失った少年2人の、心の成長を5年にわたって追い続けたドキュメンタリー。彼らを支えた大人たちの姿とともに、困難に直面した人間の現実、運命、そしてあすへの希望を見詰めた。

日本の辞書作りに焦点をあてたアニメ「舟を編む」は、2012年に本屋大賞を受賞した同名小説が原作。個性豊かな編さん者たちが、辞書作りの世界に没頭していく姿を描き、その丁寧な描写により原作ファンからも高い評価を受けていた。

「Bリーグ開幕戦―」は、日本で誕生した男子プロバスケットボールリーグの開幕戦を、新技術を生かした会場演出と放送演出で中継。LEDビジョンコートでのプロジェクションマッピングなど、革新的な取り組みが評価された。