スタッフのコメントは以下の通り。
【プロデューサー・西村朗氏(フジテレビ情報企画部)】
あの大震災から6年がたち、われわれ伝える側もその取り組み方に苦悩する中で、海外の制作者からこのドキュメンタリーを評価してもらえたことは大きな励みになります。
被災した方々と向き合い続けたディレクターたちの努力が報われ、とてもうれしいです。あらためて、被災した子供たちを見つめ続けることはわれわれの責務だと感じ、これからも伝え続けなければと思っております。
【ディレクター・八木里美氏(バンエイト)】
このような栄えある賞に選ばれ大変光栄です。震災直後の大変な状況から取材に協力してくれた子供たちやご家族、関係者の皆さまに心から御礼申し上げます。
大震災から6年が過ぎましたが、インフラや建物は復旧しても、被災者の心の傷が癒やされるにはまだ多くの時間が必要だと感じます。
その中でたくましく成長し困難を乗り越えようとする子供達の姿に、取材する私たちが勇気づけられ、癒やされてきました。これからも、被災地の子供たちの姿を見詰め、伝えて続けたいと思います。
【プロデューサー・森彬俊(フジテレビアニメ開発部)】
「PSYCHO-PASS サイコパス2」に続き、今年もこのニューヨーク・フェスティバルで賞をいただくことができました。「舟を編む」は日本の辞書作りに焦点をあてた非常なドメスティックな作品です。
このような作品が海外で評価していただける事は非常に光栄であり、日本のアニメクリエーターの力が認められたという事だと思います。今後も評価していただけるような作品作りを目指していきたいと思います。
【制作統括・渡邊信治氏(フジテレビスポーツ局)】
“Bリーグ開幕”というバスケットボール界の歴史的瞬間を、スポーツの未来を感じる新しい中継にしたいという意気込みと、LEDビジョンコートや画期的なCG、ロビーカム等映像や音声へのプロとしてのこだわり、そして誰も踏み込まなかった分野へ“壁を破る”と挑戦した勇気が今回の受賞につながったのだと思います。
中継の機会を与えてくれたBリーグに感謝するとともに、高い制作力を発揮したスタッフ全員と受賞の喜びを分かち合いたいと思います。