芦田愛菜、“大人への思い”「大きな責任がのしかかってくるような気がして不安に感じることはあります」<インタビュー>

芦田愛菜 撮影:ブルータス海田


――前作に続いての宣伝アンバサダーですが「ファンタスティック・ビースト」シリーズの魅力は?

まずは、ストーリーが壮大なところです。すごく話が複雑に絡み合っていて、登場人物たちの過去や裏設定などを知れば知るほど「あ、そういうことなんだ」って何度も気付かせてくれたりして。純粋にストーリーを楽しんだ後は謎解きをしたり、伏線とかを拾ってみたり。登場人物たちの人間関係も面白いですし、それぞれの心情にもすごく共感できるんです。

悪役でさえも悪役過ぎないというか、なぜそうなってしまったのかという経緯や過去を知ると感情移入させられます。

――見るたびに新しい発見があるんですね?

映画を見直したり、本を読み返したりすると「これって、もしかして?」って気付くことがあったりします。魔法ワールドが好きな友達と意見や情報を交換しながら楽しんでいます。

“ダンブルドアの秘密”は私にとってすごくパワーワードです


――今作は、どんなところに期待していますか?

題名にもありますけど“ダンブルドアの秘密”は私にとってすごくパワーワードです。若い頃のダンブルドアが見られるなんて衝撃的ですし。何となくストーリーの大元みたいなところは「ハリー・ポッター」シリーズから見られたりするんですけど、ダンブルドアの過去やグリンデルバルドとの決闘の背景など、知らなかったりすることや興味深いところがたくさんあります。

――気になるキャラクターはいますか?

「ファンタビ」シリーズだったら、ティナっていうヒロインの女の子です。すごく正義感が強くてカッコいいんですけど、ニュートと一緒にいる時は素直になれなくて不器用になってしまう感じが見ていてかわいいです。

「ハリー・ポッター」シリーズは、スネイプ先生が大好きです。ネタバレになってしまうのであまり詳しく話せないんですけど、作品を見続けていくと印象が変わるキャラクターなんです。一度最後まで見て、また最初から見返すと「そういうことだったのか」って気付くところがあると思います。

――こんな魔法があったらいいなと思うものはありますか?

作品の中にも出て来る魔法なんですけど「アクシオ」っていうモノを呼び寄せる呪文です。私は割と面倒くさがりというか、怠惰なところがあるので(笑)。その辺にある教科書とかを取りたい時に使ってみたいです。

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