――タイトルにちなんで、何か気になる“秘密”や探ってみたいものは?
今、猫と一緒に暮らしていて、猫ってなんであんなにかわいいんだろうって思います。本当に不思議で仕方ありません。見るたびに癒やされますし、自然と笑顔になれるんです。そういうパワーってどこから出て来るのか。秘密じゃないかもしれないですけど、不思議だなと思います。
――動物が何を考えているのか気になりますよね?
猫に限らず、何を思っているのか聞いてみたいです。
――猫に話し掛けたりしますか?
「おなか空いているの?」とか「遊びたいの?」って話し掛けています。でも、割とツンデレなので微妙な顔をしています。それもかわいいんですけどね(笑)。
――「ファンタスティック・ビースト」シリーズに触れたことがない人にアピールするとしたら?
まずは映画を見ていただきたいですし、本も読んでいただきたいです。きっと、お気に入りポイントみたいなものが見つかるんじゃないかなと思います。
もちろん、かわいい魔法動物たちに癒やされますし、魔法を使うシーンは大迫力です。登場人物たちの思いや人間関係、気持ちの流れなど共感できる部分がたくさんあります。少しでも興味があったら手を伸ばしてみてください!
――4月1日(金)から成年年齢が18歳に引き下げられます。芦田さんは6月に18歳になりますが、大人になるんだなという意識はありますか?
今の自分の立場というのは、何かをすごく頼らないとできないわけでもなくて、でも自分で全部できるわけでもない。子どもか、大人かと言われたらどちらかというと大人の方に近いんだろうなとは思うんです。でも、明日から急に「大人だからね」って言われてしまうと、大きな責任がのしかかってくるような気がして不安に感じることはあります。
誰か相談できるような人が近くにいてくれて、少しずつ「大人」になれたらいいなと思います。
――そんな中で、今後何かトライしたいことはありますか?
最近、西洋絵画に興味があるんです。高校生になってから授業で世界史を習い始めて、ヨーロッパの歴史が少しずつ分かってきたら絵の見方が変わってきたんです。それまではきれいだなとか、ここがすてきだなという楽しみ方だったんですけど、いろいろな歴史を学んでいくとそれぞれの絵の構図にも意味があるということを知って。これからもっと学びを深めて、コロナが落ち着いたら美術館や博物館に行く機会を増やしていけたらなと思います。
◆取材・文=月山武桜
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