黒羽麻璃央、2年越しの「るろ剣」志々雄真実役に感慨「心の中の火はずっと消えずにいた」

2022/03/29 18:05 配信

芸能一般 会見

小池徹平、黒羽麻璃央がミュージカル「るろうに剣心 京都編」製作発表に登壇 撮影:風間直人

俳優の黒羽麻璃央が3月29日、都内で行われたミュージカル「るろうに剣心 京都編」(5月17日[火]より東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京で上演)の製作発表に、主演の小池徹平、共演の加藤清史郎岐洲匠井頭愛海鈴木梨央伶美うらら山口馬木也加藤和樹、脚本・演出の小池修一郎氏とともに出席した。

和月伸宏原作「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」は、明治時代の日本を舞台に、オリジナルのストーリーでありながら史実を絡ませた剣劇漫画で、シリーズ累計発行部数が7200万部を超える大ヒット漫画。今回は原作の中でも特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池氏が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京でミュージカル化する。

いつか必ずやりたいと思って今日まで過ごしてきた


小池徹平が演じる主人公の緋村剣心の宿敵・志々雄真実役を演じる黒羽は、役衣装の包帯ぐるぐる巻き姿でステージに登壇。

「前回の公演(2020年)は幕を開けることができず、そのときからずっと志々雄真実を演じる心の中の火みたいなものはずっと消えずに、いつか必ずやりたいと思って今日まで過ごしてきたので、それが今、稽古に入り、製作発表の日まで来ることができて本当にうれしく思います」とあいさつした。

衣装の下は汗でびしょびしょ

黒羽麻璃央 撮影:風間直人


さらに、自身も原作のファンであることを明かし、「こうして志々雄真実を演じられるのは感慨深いなと思いますし、少しでも早くこの包帯の暑さに慣れないといけないなというのが…(笑)。分かりづらいでしょうけど、この下は(汗で)びしょびしょです。本番までに汗腺とかどうにかしたいと思います」と苦笑。

続けて「歌も殺陣もお芝居も盛りだくさんですけど、音を上げることなく最後まで頑張りたいと思います」と力強く語った。

また、改めて役衣装を身にまとった感想を聞かれ「通気性がいいなと思います(笑)」と冗談を言って笑いを誘った黒羽。

衣装は2年前に作られたそうで「結構ピチッとしているのでサイズが変わっていたらどうしようって思っていたんですけど、今日無事に入ったのでここからは(体を)絞っていくぞという感じですね」と安堵しているようだった。

◆取材・文=風間直人

ミュージカル「るろうに剣心 京都編」出演者と脚本・演出の小池修一郎氏(前列中央) 撮影:風間直人