水瀬いのりが明かす、人見知りながらも新人声優に声を掛ける理由「先輩と後輩をつなぐ“架け橋”になれたら」<阿波連さんははかれない>

2022/03/31 08:00 配信

アニメ インタビュー

「阿波連さんははかれない」で阿波連れいな役を務める水瀬いのり 撮影:後藤利江

水あさと原作のアニメ「阿波連さんははかれない」(毎週金曜深夜2:25-2:55ほか、TBS系)が4月1日(金)にスタートする。同作は人との距離をはかるのが苦手な阿波連れいなと、れいなのクラスメート・ライドウの日常を描く青春ラブコメディー。今回、ヒロイン・阿波連れいなを演じる水瀬いのりに作品への思いや演じた役柄について聞いた。

「二人のやり取りをずっと見ていたい」


――阿波連さん役が決まった時の心境をお聞かせください。

最初に原作を読ませていただいて、温かく優しい物語の中にれいなちゃんとライドウくんの成長や生きざまも感じました。読み進めていく中で、二人のやり取りをずっと見ていたいなと思うような作品だったので、合格の知らせが来た時はとても嬉しく、同時にライドウくんのキャスティングが気になりました。

――キャスティングが気になっていたライドウくんを寺島拓篤さんが演じると聞いた時はどう感じましたか?

まず、事務所も同じなので安心感がありました。本作は、クラスの中でも窓際で一番後ろの席にいる二人にスポットライトが当たる物語なので、寺島さんがどのようにライドウくんを演じるのかが気になり、アフレコがすごく楽しみになりました。

――実際にアフレコをしてみて、いかがでしたか?

ライドウくんがよく「~じゃね?」ってツッコミをするんですけど、寺島さんが読まれて「なるほど、この温度感か」と納得しました。れいなちゃんもユニークなキャラクターなんですけど、実は話が進むごとに「ライドウくんがやばくない?」となっていきます(笑)。ライドウくんがはかり知れない妄想力で物事を大きくとらえてしまうので、意外とれいなちゃんの方が人間味があって、ライドウくんの方がぶっ飛んでいて、どうなっていくのか続きが気になるアフレコでした。

――演じた阿波連さんの印象をお聞かせください。

れいなちゃんは自分を持っている女の子だなと思いました。学校生活の中で自分らしくいることって難しいことの一つだと思っています。そんな中でも、自分らしく学校生活を楽しんでいるれいなちゃんは気になる存在であり、どっしりと構えているかっこいい女の子です。