朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)で放送中の朝ドラマ「サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days」は3月31日(木)放送の第23話で、いよいよ最終回を迎える。30日放送の第22話は渡会実(北村一輝)の物語。渡会の娘・京子(吉田美月喜)は、ずっと言いたかった「ごめんなさい」を口にした。
隕石衝突による地球最後の31日間を描いてきた同作。月曜から金曜まで曜日ごとに視点を入れ替え、5人の主がリレー形式で紡ぐ。
月曜日は西岡星汰演じる“開(かい)”、火曜日は奥平大兼演じる“宙”、水曜日は南沙良演じる“未希”、木曜日は北村一輝演じる“渡会(わたらい)”、金曜日は真木よう子演じる“陽子”がそれぞれ主人公となり、約8分のストーリーを動かしていく。そして3月29日からの最終週では、隕石到着まで残り0日になった世界の様子が描かれている。
3月31日、隕石到着の日。渡会の妻・三恵(片岡礼子)と娘・京子は久しぶりに旅行から帰宅していた。1週間前に実が三恵に電話し「最後の日は家族で過ごさないか」と提案したのだった。京子は「お父さんに言わなきゃいけないことがある。だから帰ろう」と、意味深な言葉をつぶやいていた。
いつ以来かも思い出せないほど久しぶりに食卓を囲む3人。京子は、“お父さんに言わなきゃいけないこと”を口にする。それは「ごめんなさい」だった――。
「ごめんなさい」の理由は、実のバイクを壊してしまったこと。地球滅亡が発表された際、友人と日本一周するため買ったバイクを京子が壊したことに怒った実。そんな姿を見て、京子は次第に、自分の目を見て真っすぐ怒ってくれるのは父親だけじゃないかと思い始めていたのだった。