4月26日に最新シングル「地団駄ダンス/Feel!感じるよ」を発売した、ハロー!プロジェクトに所属するアイドルグループ・Juice=Juiceを直撃! これからのJuice=Juiceをクローズアップ!
――昨年は225公演のツアーを完走し、初の武道館公演も大成功を収めました。先日、海外ツアーも決まりましたが、今後の目標を教えていただいてもよろしいでしょうか?
宮本佳林「武道館公演の映像をチェックしたとき、表情、歌、ダンスと、すべてに関して足りない部分を見つけたので、まずはそういうとろを詰めていきたい。歌もダンスも上には上がいるので、パフォーマンスを磨くのはずっとやっていかなきゃいけないですね」
高木紗友希「私は声帯結節になってしまって、武道館を終えた次の日に入院して手術をしました。そこから声の出し方も勉強しなきゃいけないなと思い、ボイトレの先生と相談しながら取り組んでいる最中です」
宮崎由加「私もボイストレーニングに力を入れてます! ボイストレーニングの先生に『あなた、ことしは改革するわよ!』って言われ、私もしたいですって応えました。すぐに、先生と発声から何から全て見直しました。でも実戦する場所がなくて、2月からのライブハウスツアーのリハーサルをやっているときに歌えなかったんです。変えたことにより、やりたくても上手くできなくなっていました。過去最大にヘタクソになってしまったね。どうしていいかわからなくなって、先生に相談して一緒に対処法を考えました。それから歌うのがまた楽しくなってきました!」
高木「ボイトレって前から勉強しているつもりだったんですけど、すごく分かってなかったんだなってことがたくさんあるんですよね。歌が上手いと褒めてもらえてうれしい気持ちはあるんですが、自分的には納得いっていなかったこともあるので、もっと上手くなるために発声からいろいろ考えてやっています。それで楽しく歌えたらいいなって。難しいんですけど(笑)」
植村あかり「いろんな表情のレパートリーを増やしていきたいなって。ライブ中にちょっと気が抜けているときがあるので、モニターとかに写る表情に気をつけたいですね。カメラを見るのが苦手で、ライブ中にカメラがこっちを向くと、カメラを見ないでお客さんを見ちゃうんですよね」
金澤朋子「私は女性の色気にドキッとするので、セクシーさとか色気みたいなものを磨きたいっていうのが今年の課題なんです。もともとメンバーの良いところを、ひとりずつ挙げられるグループになりたいなと思っていて、自分の武器は何かを考えていました。今まではそれが見つからなくて、全部がんばらなきゃっていうプレッシャーを感じていたんです」
宮本「あと、ライブのときのフィーリングだったりパッションを毎回大切にしていきたいですね。Juice=Juiceでしか見られない、アツさとかを魅せることが大切だと思います。海外にいったときに言葉の壁はあるけれど、ライブのアツさやテンションは世界共通ですから!」
金澤「海外のアーティストや女優の方は、言葉では何を言っているかわからなくてもドキッとさせる目線や仕草は、ドラマや映画、ミュージックビデオから感じられますよね。私も海外のファンの方にそういうのを感じてもらえるよう、女性らしさを磨いていきます!」
――6月12日に先輩グループの「℃-ute」が解散すると、ハロー!プロジェクト内では、最年長グループに。意識の変化などはありますか?
宮崎「ハロステ(※ハロー!プロジェクトの公式youtubeチャンネル)で見たんですけど、℃-uteの鈴木愛理さんが、私たちに大人っぽいところを引き継いでいって欲しいって言ってくださったんです。そういう風に見てくれていたと思うと、うれしかったですね」
金澤「私は℃-uteさんに憧れてこの世界に入ってきたので、寂しい気持ちがいっぱい。℃-uteさんは、かわいい、かっこいい、それにセクシーもできる。パフォーマンスも全力なので、私たちが最年長グループを引き継ぐのはプレッシャーですね。でも今回の新曲で、今まで挑戦をしたことのない曲調の歌を歌わせてもらっているので、自分のイメージや先入観にとらわれすぎず、活動の幅を広げていけたらいいなって」
植村「中野サンプラザで行われるハロー!プロジェクトのコンサートでは、先輩グループは個別の控室があって、私たちは今まで大部屋を分割した部屋だったんです。でも、ことしの冬のコンサートでは℃-uteさんが出演されていなかったので、初めて私たちが個別の控室だったんですよ。あ?早いな?って。私たちがこの位置になっているんだ…って、なんかプレッシャーになってます。でも早いと思うだけではダメでなので、頑張らなきゃって」
宮本「℃-uteさんをはじめ、いろいろな先輩の背中を見て学ぶことが多かったんです。でも直接、こうした方がいいよとか言われることがあんまりなくて、パフォーマンスやリハーサルの全力感などを見て学んでました。やっぱり自分たちも自分たちを高めようとしている姿勢で、後輩からスゴいな!って思ってもらえるように頑張らなきゃってのは思いますね」
高木「うん。年齢だけが上になっちゃったねって言われないように、パフォーマンスだったり普段からの姿勢も、責任を持ってやっていかなきゃいけない。ひとりひとりがレベルをあげて、Juice=Juiceのパフォーマンスはさすがだねって、いってもらえるようになりたい。もう、フレッシュっていう言葉に頼れないですからね」
宮崎「こういう地団駄ダンスみたいな曲もあるので、いろいろなことに挑戦して、平均年齢高めのグループとしても頑張っていきたいですね。私たちは私たち自身の大人っぽさを追求していきたいです」
――ちなみにアンジュルムが打倒モーニング娘。'17を掲げたり、ハロー!プロジェクト内でも、熾烈(!?)な争いが起きていますが、Juice=Juiceのみなさんは、いかがでしょうか?
宮本「勝ち負けにこだわるというよりかは、自分たちのパフォーマンスを磨いていきたい。私たちはたくさんライブをさせてもらっていて、一回一回の公演を大切にしようという気持ちがいちばん。それに、いろいろな楽曲を歌わせていただいているので、その楽曲をどういう風に表現しよう? どうやって歌おう、踊ろう?ってことを考えていくことで、パフォーマンスを評価していただける人が増えていってくれたらいいなって気持ちです。
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