田中圭が友達からもらった映画の感想に感激!「僕的にはすごい褒め言葉をいただいたなと」

2022/04/02 17:38 配信

映画 会見

田中圭撮影=原田健

映画「女子高生に殺されたい」の公開記念舞台あいさつが4月2日に東京都内の劇場で行われ、出演者の田中圭南沙良河合優実莉子茅島みずき細田佳央太と城定秀夫監督が登壇した。

映画「女子高生に殺されたい」


同作は、古屋兎丸による同名コミックを映画化したもので、外見からはうかがい知れない二面性を持つ主人公の危うい欲求や衝動をのぞかせながら、予測不能のストーリー展開、スタイリッシュなビジュアルで見る者をほんろうする心理サスペンス。

女子高校生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人(田中)は、人気教師として日常を送りながらも“理想的な殺され方”の実現のため、9年間も密かに綿密に“これしかない完璧な計画”を練ってきた。「完全犯罪であること」「全力で殺されること」という理想の条件を満たす唯一無二の女子高校生を標的に、練り上げたシナリオに沿って真帆(南)、あおい(河合)、京子(莉子)、愛佳(茅島)というタイプの異なる4人にアプローチしていく、というストーリー。

「昨日、友達を連れて見に来たんですけど…」


舞台あいさつでは、田中が「(公開初日の)昨日、友達を連れて見に来たんですけど、みんながみんな全部褒めてくれたんです!僕の友達なので僕のことは一切褒めないんですけど、『監督すごいよね』とか『映像がカッコいい』とか『若いキャスト、みんなお芝居よかったよね』とか、自分以外は基本全部褒めてくれたので、それが最高にうれしかったですね」と明かした。

さらに、「僕(の役)は、皆さんに馴染みある簡単な言葉で言うと“変態”なんですけど、『それでも、(東山を)応援したくなった』と言われたことがすごくうれしかったです。僕的にはすごい褒め言葉をいただいたなと」とにっこり。

そして、司会者から「自信作になりましたか?」と聞かれると「自信作どころじゃないですよ!」と強い口調で語り、観客に「皆さんがこれを面白いと思ってくれればうれしいですし、『何を見せられてるんだろう…』って思う方も中にはいらっしゃると思うんですけど、一つだけ言えることは日本映画として確実に傑作に入ると思うので、もし今後『最近、面白い映画あった?』って聞かれたら、本人がどう思っているか関係なく、『女子高生に殺されたが面白かったよ』って言えば、『あいつセンスいいな』ってなるのは間違いないです!(笑)」とアピールして笑いを誘っていた。

◆取材・文=原田健