SKE48大場美奈「ナゴヤドームをもう1回本気で目指してほしい」と卒業コンサートで後輩たちへの期待を吐露

2022/04/04 06:30 配信

アイドル

SKE48・大場美奈(中央)の卒業コンサート最終日 昼公演が行われた (C)2022 Zest, Inc. / AEI

4月1日より3日間にわたって開催されたSKE48大場美奈の卒業コンサートの最終日となる「大場美奈卒業コンサート@KT Zepp Yokohama Day3 〜るんるん、30歳のおたんじょうび会〜」が、4月3日に開催。最終日は昼夜2公演が行われ、昼公演では大場が初日に披露したかったが入り切らなかったという楽曲を中心に、前座、アンコールを含む全29曲が披露された。

コンサートは前日同様、大場が“前座ガールズ”として登場し、江籠裕奈日高優月須田亜香里と共に「檸檬の年頃」を歌唱。さらに全メンバーが登場すると、「青空片想い」や「ごめんね、SUMMER」などのさわやかな楽曲で最終日のスタートを飾った。

MCでは「30歳の記念すべき誕生日にこうして卒業ライブができるということで、もうめちゃくちゃうれしいですし、同い年の須田亜香里ちゃんがいることがとっても心強いです(笑)」と話す大場に、須田が「30歳どう? 疲れる?」と尋ねると、大場からは「“卒業効果”があるから、26歳くらいより元気」と頼もしい回答が。

その後はメンバーが入れ替わりながら「隕石の確率」や「RESET」など7曲を続けて披露。「回遊魚のキャパシティ」では、江籠がチームKIIメンバーらしいきびきびとしたパフォーマンスを見せる一方、須田は30歳らしくキャリアに裏打ちされた艶のあるダンスで楽曲を表現。それぞれの魅力あふれるパフォーマンスで客席を魅了した。

また、大場の子供の頃の写真や過去のオフショットなどを振り返るMCが行われると、大場が2014年にSKE48がナゴヤドーム(現「バンテリンドーム ナゴヤ」)でライブを行ったときの写真を見て、「また新たにちゃんと目標として掲げてほしいです。『SKE48、頑張ります』でもいいんだけど、1回本気で目指してほしい。それがかなったときは観に行きたいです」と思いを明かす一幕も。

楽曲披露が再開すると、今度はAKB48研究生時代の「High school days」や、チーム4時代の「直角Sunshine」などをパフォーマンス。さらに、須田と「てもでもの涙」、江籠と「寡黙な月」をデュエットで歌い上げた。

本編終盤には全員で「Escape」や「今日までのこと、これからのこと」など5曲を披露。「君のことが好きだから」の名古屋弁バージョン「君のことが好きだもんで」では、メンバーが大場に花を1輪ずつプレゼントするサプライズ演出があり、大場も思わず涙を目に浮かべた。

そしてアンコールでは、大場は卒業ドレスを着て登場。「君のことが好きだもんで」のサプライズを振り返り、「みんなの顔を見るたびに泣きそうになってます。『美奈のことが好きだから』って歌詞に変えましょうっていうのはあったんですけど、お花は知らなかったので。感動的なサプライズで、本当に本当にうれしかったです」と感想を語り、最後は全員で「僕は知っている」を歌って最終日の昼公演を締めくくった。