山本舞香「楽しむことが一番」“後輩”へエール<美少女図鑑AWARD>

2022/04/04 08:15 配信

芸能一般 会見

グランプリのプレゼンターとして登壇した山本舞香 撮影:田中隆信

全国に存在する新たな可能性と輝きを秘めたスターを発掘するためのオーディション「美少女図鑑AWARD 2022」の授賞式が、4月3日に東京・神田明神ホールで開催され、シークレットゲストとして俳優の山本舞香が登壇した。

山本は「鳥取美少女図鑑」をきっかけに芸能界入り。今回はグランプリ受賞者を発表するプレゼンターという大役も務めた。


イベント後、囲み取材に応じた山本は、「この大切な時間に私を呼んでいただいて本当に感謝しています。うれしかったですけど、すごく緊張しました(笑)」と心境を語った。

「鳥取美少女図鑑」に登場した経緯を聞かれると、「地元・鳥取県のデパートに両親と買い物に行っていた時に、オーディションだったかな? 鮮明に覚えているわけじゃないんですけど、そこに勝手にポン!と入っちゃったんだと思います(笑)。その時、12歳でした。ポンと入って撮影したものを、今の事務所の社長が見て、鳥取まで来て、お話をして、(事務所に)入ることになりました」と振り返った。


女優志望というわけではなかったというが、「鳥取美少女図鑑」がきっかけで芸能界に入ったことで「人生が変わりましたね」と語る。「憧れられる存在というか、みんなに元気を与える存在になっていると自覚したのは20歳を超えてからです。それまでは部活感覚というか、本当に楽しい時間がずっと流れていたような感じでした」と話す。

「映画でお芝居をしていて、役がスッと入ってきた時に『あ、お芝居って楽しい!』と感じて、それがきっかけで変わりました。(授賞式で)『楽しんで!』って言いましたけど、それが一番なんです。嫌々やっていたら自分のためにもならないし、見ている人にも伝わるので、『やっていて良かった』って思えることが一番良いことだと思いますね。今、お芝居をするのが好きです!」と、後輩たちに向けて自身の経験を踏まえてのエールを送った。

授賞式後、取材に応じる山本舞香 撮影:田中隆信


グランプリを受賞した菅原夕亜さんをはじめ、ファイナリストの中の何人かは憧れの存在として山本の名前を挙げた。「まんま私にはならない方がいいよって言いたい。私って自由すぎるから(笑)。でも、うれしいですね。服も好きだし、メークも好きなので、お手本になれたらいいなって思いますし、今年25歳なので、その辺はもっともっとしっかりしないといけないなと思っています」と気持ちを引き締める。


「事務所に対して、わがままをたくさん言ってきました。事務所は真面目な方が多いんですよ。こんな自由なヤツがいていいのか?って思うんですけど、私もインセントを引っ張っていかなきゃと思っています。路線変更するわけじゃなく、もうちょっと大人っぽくやっていきたいなって」と、自分のスタイルは貫きつつも変化することを誓った。

最後は、「これから私もお芝居をもっともっと勉強したいと思っています。コロナの時期ですけど、皆さんと楽しい時間を共有していきたいので、温かい目でお芝居も見ていただけたらなと思っています。4月22日(金)から『家政夫のミタゾノ』(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が始まるので、そちらもぜひご覧ください(笑)」と、メッセージと共に新ドラマもしっかりとアピールした。

◆取材・文=田中隆信

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