4月3日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、サカナクション山口一郎がスタジオに登場。山口の独特な作詞術が語られ、その実態に関ジャムメンバーも驚く一幕があった。
作詞をする際、通常は手書きや文章制作ソフトのWordを使うことが多いというが、山口はグラフィックデザインソフトのIllustratorを使用していると告白する。
山口は「(作詞が)永遠に終わらないんですよ。いつまでも書いていられる。ワクワクしながらやっている。何ができんの、俺みたいな」とコメント。そのため、作詞を終わらせるためのルールを自分の中で作っていると語る。
そのルールとは「自分の想像を超えたとき」だという。「Aメロで恋愛のことを歌っていて、Bメロでいきなり自分の部屋のことを歌ったとする。それをくっつけたとき、全然違う内容になっちゃったりするんですよ。そうすると、自分の書いたものなんですけど、自分の想像を超えているじゃないですか。それを『意味が跳ねる』っていうんですけど、意味が跳ねたときに『出来た』って思うんです」と自身の作詞スタイルを告白。そのため、1曲の歌詞を書く際に、多いときは70パターンも書き、制作期間は最長で6ヶ月間に及んだこともあるという。
また、歌詞を書くときはWi-Fiも切ってしまうため、誰も連絡が取れなくなるとのこと。そのため、6ヶ月間連絡がつかなかったときは、普段は理解している関係者も心配したと語り、マネージャーとレーベルの担当が「(家に)入ってきました。死んでると思って」と振り返っていた。
この発言に、関ジャニ∞の丸山隆平は「変死体の可能性がある」と、スタッフの行動に理解を示していた。
次回は4月10日(日)夜11:00より、関ジャム流の宇多田ヒカル特集が放送予定。
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