映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」が21日に公開初日を迎え、同日、出演者の小池徹平、マイコ、池田鉄洋、田中圭、品川祐、中村靖日、千葉雅子、森本レオ、田辺誠一と、佐藤祐市監督が都内で舞台あいさつを行った。
本作は、インターネットの掲示板に書き込まれた実話を基にした作品。サービス残業、徹夜は当たり前の“ブラック会社”と呼ばれる問題企業に就職した、高卒で元ニートの26歳マ男(小池)の成長をコメディータッチで描く。
小池は「初日を迎えられてうれしいです。本編では、キャストの皆さんにいじめられている役ですが、実際にはみんな仲がいいということを伝えたいです」と笑顔であいさつ。“限界かもしれない”と思った撮影時のエピソードを聞かれ、「監督の朝のテンションが限界でした。監督は現場で一番大変なのに、一番ハイテンションだったので」と佐藤監督のまねをして会場を笑わせた。
マ男のあこがれの先輩役を演じた田辺は「まじめな役だったので、周りの人が面白いことをやっていてもまざることができず、ギャグを封印するのが“限界”でした」と、キャスト陣の仲の良さをアピール。
マ男の上司で責任感ゼロのリーダーを演じた品川は「マイコちゃんは、いつもリラックマを持っていて、天然っぷりが限界でした」と暴露した。
その後、作品のヒットを願って“ブラック”色の酒だるで鏡開きを行ったが、品川がたるに指を痛打。それでも「計算ではありません!」と必死にアピールし、会場の笑いを誘っていた。
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