毎週日曜、日本テレビ系にて放送中のドラマ「フランケンシュタインの恋」。同ドラマで主人公・深志研/怪物を演じる綾野剛が、体を張ったアート作品に挑戦。その模様が、YouTube内日テレ公式チャンネルなどで公開されている。
同ドラマは、不朽の名作「フランケンシュタイン」をモチーフに、大森寿美男が脚本を手掛けるオリジナル作品。120年もの間、森で孤独に暮らしていた怪物(綾野)が、大学生の継実(二階堂ふみ)と出会い、恋や友情、社会を知っていく姿を描く。
4月23日放送の第1話では、怪物の入浴シーンで見せた綾野の肉体美や、室園(川栄李奈)の「サンドウィッチマンかよ!」というツッコミ、怪物の布団にびっしりと生えたシメジなど、さまざまな場面がSNSで話題に。注目度の高さをうかがわせている。
「怪物×アート」と題した今回の特別映像は、もともとYouTubeの広告として展開されていたもの。約20秒という短い映像ながらも、綾野の横顔にペイントされた「もう一つの顔」が絶大なインパクトを残す作品となっている。
綾野のペイントを担当したのは、ボディーペイントをはじめとしたさまざまな作品を手掛ける話題のアーティスト・チョーヒカル。ドラマのエンディングも手掛けた島田大介による映像で、“怪物”の新たな魅力を引き出している。
チョーは「ドラマの要素を邪魔せずインパクトのある物にしようということで、綾野剛さんご本人の顔を描かせていただくことにしました。絵と実際の人間の顔を見比べていただくことで、ドラマ本編で描かれている『人間とは、人間らしさとは何か』という疑問にも少し触れられればと思います」とコメント。
一方、島田は「エンディングにも、チョーさんのペイントをプロジェクションで綾野さんの顔に投影してるんですが、実際に描く方がやっぱりインパクトあるなって思っていたので、今回再びチョーさんにお願いしました。
いろいろな案を出していただいた中で、これが面白かったので採用させていただきました。撮影はアングルの角度が意外と難しくて何度も撮影していますが、最高に面白くできたと思います」とアピールした。
【4月30日(日)放送 第2話あらすじ】
継実(二階堂ふみ)と稲庭(柳楽優弥)の抱擁を見た研(綾野剛)は、初めて感じた嫉妬の感情からか、人ならざる者の姿に“変態”してしまう。研がその体で晴果(田島ゆみか)に触れたことで、晴果は顔を半透明の白いキノコに覆われ、意識不明の状態に。
晴果の叫び声を聞いた継実と稲庭は、倒れていた晴果を見つけ病院へ搬送する。晴果の症状から、研が何か関わっているのではと考えた継実は、稲庭に研を探すよう依頼。稲庭は工務店に戻るが、すでに研はそこから姿を消していた。
自分の家へ帰った研は、120年前に起こったある悲しい出来事を思い出していた。そんな中、彼の前に継実が現れる。再び分かり合おうとする継実に対し、研は「ぼくをもう見つけないでください」と言い残し、森の中へ去ってしまう…。
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