4月8日、「富士見市市政施行50周年×ももいろクローバーZ発車メロディー出発式」が埼玉・ふじみ野駅で行われ、ももいろクローバーZの佐々木彩夏と高城れにが1日駅長を務めた。
富士見市と東武鉄道が、富士見市の市政施行50周年を記念したコラボ・プロジェクトで、4月8日から富士見市内にある東武東上線のみずほ台駅、鶴瀬駅、ふじみ野駅の発車メロディーが、「富士見市PR大使」を務めるももいろクローバーZの曲に変更。スタートする4月8日は、2017年に「ももクロ春の一大事 2017 in 富士見市」が開催(2017年4月8日・9日の2日間にわたって開催)されてからちょうど5年という、ももクロと富士見市にとっての記念すべき日でもある。
東武鉄道ふじみ野駅の山崎昌夫駅長、富士見市の星野光弘市長の挨拶に続いて、「ご紹介に預かりました、私たち、今会えるアイドル、週末ヒロイン、ももいろクローバーZ！」「の佐々木彩夏です！」「高城れにです！」と挨拶をして、「50周年おめでとうございます。今回は私たちの楽曲を発車メロディーにしていただくということで、電車を利用する方は、お仕事に行く方だったり、学校に行く方だったり、お買い物に行く方だったり、いろんな目的を持って利用されると思いますが、(発車メロディーによって)その方々の素敵な1日になったら嬉しいなと思います！」と喜びを感謝の思いを伝えた。
そして、ふじみ野駅の1日駅長任命式が行われ、駅長より2人に任命所とタスキが授与された。さらに、ももクロオリジナルヘッドマークを掲出した列車がホームに到着すると、「出発進行！ももクロ号発車！」という元気な出発指示合図による発車式も行われた。ホームから離れていく列車を「いってらっしゃーい！」と見送り、イベントが終了した。
放送曲名および番線は、「走れ！ -ZZ ver.-」がみずほ台駅1・2番線(上り・下り)とふじみ野駅1番線(下り)。「行くぜっ！怪盗少女 -ZZ ver.-」が鶴瀬駅1・2番線(下り・上り)とふじみ野駅4番線(上り)、「ニッポン笑顔百景 -ZZ ver.-」がふじみ野駅2番線(下り)、「笑―笑〜シャオイーシャオ！〜」がふじみ野駅３番線(上り)。期間は2023年3月31日(金)まで。
ももクロオリジナルヘッドマーク車両の運行区間は、東武東上線の池袋と小川町駅の間。2022年5月31日(火)まで運行される予定。
取材、文＝田中隆信