“ゴリエ”が生まれたコント番組「ワンナイR&R」(2001~2006年)が終了してから約16年。再び自身がよみがえったことに関して、ゴリエは「普通ありえませんよね。数々のいろんなキャラクターがテレビの中にいたじゃないですか。“懐かしの映像”で見るとかはあっても、墓掘り起こします? だから、ゴリエだってここにいるのが不思議でしょうがないの(笑)。復活して“やったー!”というよりも、“いまさら出てきていいのかしら?”っていう」と、ゾンビの“ウォーキング・ゴリエ”だという現在の率直な気持ちを吐露。
続けて、「きょうの客席で、昔ゴリエのことを見ていたお母様方が、横に子供を座らせて、『ゴリエちゃーん!』って言ってくれているのを見たら、人の人生の一部になれているのがうれしくて。ゴリエが出てきたら、その人はたぶん、その頃のことを思い出すと思うの。まだ子供が生まれる前の、あの人と恋愛してた時期だったなとか、スポーツにすごく熱中してた時期だったなとか。みんなの思い出のアルバムとなっていることが、ゴリエとしてうれしい。復活したからには、今の子供たちの人生のアルバムに入っていきたいなって思うから、『若いってすばらしい』もそうですけど、何か新しいことをやっていきたいです」と活動への思いを語った。
しかし16年というブランクは避けられないようで、ゴリエは「首のたるみ、音声さんがマイクをつけてくれるときに背中のジップを開けたら、礼ちゃんの『背中のしみ多いですね』という一言…」と挙げていく。「めっちゃ(しみ)あるんですもん!」という丸山に、ゴリエも「本当にそうなの、しみだらけだもんね」と返し、「気持ちは若いママなんだけど、声出しするとすぐ痰が絡んだりするし、せっかくメークでほうれい線とかを隠しても、笑った瞬間に、マリアナ海溝みたいに“世界一深いんじゃない?”ってくらいになるから、手直しは迷惑かけています。切ないです。でも受け入れようと思って。“老い”って仲間だから、ともにやっていきます!」と気合いを入れた。