作品のなかで美弦ちゃんが歌う「八重に咲く」を想像しながら作りました。まだ見えない「これから」に、期待と不安が入り混じつつ、歌を歌うことで自分を見つめ、「君」に想いをはせる。まだまだ足りないけど、きっといつかは“八重に咲く”という前向きな気持ちを描きました。
バンドをあきらめ、京都に帰り、実家の和菓子屋さんを継ごうと奮闘する主人公、和。京都で生まれ育ち、音楽と出会った私にとって和さんは、なにかとても近しい友人のような気がします。大学の音楽サークルの同期、もしくは先輩のような。なので「であいもん」を読んでいると、楽しくて。緑松さんの人々が交わす京都弁の会話もなつかしくうれしいです。
最後ですが、美弦ちゃんが歌う「八重に咲く」、みなさんの胸に届きますように!
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