SKY-HI「ヒップホップにハマっていたことと、当時ラッパー・Jay-Zの本を読んだ時に、ラッパーでありながら自らのレーベルを作るなど面白い活動をしていて、自分もやってみたい、というか起業しなきゃって」
15歳で起業したことを話すSKY-HIに、MC2人はまたもや驚き、千葉が「僕は15歳の時なんて鼻水垂らしていましたから」と話すと、田中が「俺なんて学校帰りの買い食いにはまっていて、毎日コロッケかハムカツか買うのを悩んでいただけだから(笑)!」と、自虐した(笑)。
SKY-HIは「大学を卒業して業界に入るのは普通ですが、今から少しでも触れたいと思った」と、履歴書を送った当時の心境も語った。結果的には裏方ではなく出役として携わることになったが、特に抵抗はなかったとのことだ。
そんなSKY-HIが影響を受けたアーティストは、子どもの頃に聴いたミスチル。特に歌詞を見た時は衝撃を受けたという。
SKY-HI「中でも『everybody goes〜秩序のない現代にドロップキック〜』と『マシンガンをぶっ放せ』を聴いたのですが、社会風刺やシニカルな言い回しに良い意味でショックを受けて、さらに言葉への興味が湧きました。また例えば”ヒットチャートにドロップキック”など、自分の知らない社会の実情や世界情勢を曲中で、しかもポップに4分程度の時間内に表現していたことにびっくりして。これが僕のアーティストとしての原点です」
そして話題はオーディションについてと広がった。「やはり不合格を伝えることはきついですね」と心中を吐露し、「大変な作業ですが、でもそこに蓋をしてはいけないと思っています。オーディションを受けた後も人生は続くわけですから、合否もしっかり考えなければいけないと思っています」と語った。