――演じる三輪の印象を教えてください。
見栄っ張りで調子が良くて一見軽く見えるのですが、実は心優しくもある人物です。緩急があるキャラクターで、おちゃらけているかと思えば、いざというときは言葉でたたみかけるところがあって。その切り替えが急に始まるので、何を考えているのか分からない。温人(二宮)、東堂(濱田岳)の3人の中で三輪はちょっと異端だと思って演じています。
疎遠になっていた大学時代の親友・温人、未知留、東堂とは、もともとすごく仲が良く、その関係性がきちんと画面に映るように意識しています。
――三輪は弁護士ですが、演じるにあたって意識したことはありますか?
以前、弁護士を演じたことがあったので、その時の知識が役に立っています。ただ、難しい用語がたくさん出てくるので、その意味は調べるようにしています。三輪はパフォーマンス上手というか、ドラマの弁護士のような法廷劇を普通にやってしまう人だと思うので、そういうしゃべり方や人との接し方は意識しています。ただ、洋服がおしゃれすぎるので、演じていてたまに弁護士という設定を忘れることがあります(笑)。
――クランクイン前は共演する方々にワクワクしていたそうですが、撮影が始まってみていかがですか。
ワクワクは今でもあるのですが、ほっこりするような落ち着く関係になってきました。皆さんと全く緊張せずに話せています。特に二宮さんは年上で僕からするとスーパースターなので、お会いする前はドキドキしていたんです。でも初日にお会いして、フラットに関係を築いてくださったので、ありがたかったです。
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