森元流那、占い師の一言で上京…3年で大人気YouTuberに “大人の階段を上った記念”に写真集発売

森元流那 撮影:山田健史

夜行バスの待ち時間に人生を変える出来事


――上京されたきっかけについても聞かせていただけますか。

16歳ごろに上京しました。占い師さんに「東京においで」と言われたんです。私、高校に行っていなくてアルバイトをしていたんですが、周りはキャピキャピと楽しそうにしていて、高校に行っていない自分が悪いんですけど、悔しい思いもあったんです。

せっかくの“花のJK”でいられる時期に、自分はずっとたこ焼き屋さんでアルバイトをするのかと思ったら「何かできないかな」と思って。そこからSNSを本格的に始めて、いろいろなことに挑戦したりするようになったんです。

そのころに、とある用事で東京に来たんですが、帰りの夜行バスを待つのに1時間空きができて、たまたま占いに行ったんですよ。そうしたら「今すぐ東京に出ておいで。そうしたら夢がかなう。今しかチャンスがない」と言われて、「やばい。それは東京に出ないと」となって、すぐにアルバイトで稼いだお金を使って出てきたんです。そこから今のお仕事につながっていきました。

――すご腕の占い師さんだったんですね。その方は今何をしているんでしょうね。

知らない(笑)。本当に顔も覚えてないくらいなんですけど、その方が人生を導いてくれました。たまたま立ち寄ったビルの隅にいたので「なんとなくやってみようかな」とお願いしたんです。初めての占いだったので、めっちゃ真に受けて。今思えば信用しすぎで危ないな、と思いますけどね(笑)。

TikTokをちょっとやっていて少し知名度があったので、東京に出てきたらいろいろなところから声が掛かって、今に至るという感じです。

父に「縁を切る」と言われても決意変わらず


――家族は反対しなかったんですか?

お父さんはガチで怒っていました。「縁を切る」とまで言われたくらい。でも、その時は「切られてもいいや」というくらいの思いでした。本当は(縁を切るのは)嫌だったし、何回か「取り消そうかな」とも思ったんですけど、そこで曲がったらそれまでの時間が意味のない話し合いになってしまうから、曲げずに行こうと思って。負けず嫌いなところもあるので。

――今後の野望は?

具体的には目標がまだ決まってないんです。とりあえず今はYouTubeを全力で頑張って、そうしているうちにやりたいことが見えてくるのかなと思っています。