「……お前さ、十年経ってもうざいままだな。」ジャック・ムートン
(「ヴィジュアルプリズン」第3話より)
私は、この連載で「兄弟愛が好き」と言い続けてきたんですけど…第3話のテーマは、まさにそれ!! 今回ばかりはなるべくストーリーの核心には触れたくないので、誰と誰が兄弟というところまでは言いませんが、とにかくすごい兄弟の関係性を見ることができます。それも、ほんわかとした兄弟愛じゃなくて、とても歪んでいていびつ…!! 第3話に関してはもう、このセリフの前も後もすべてが最高なんですよ!!
そして、このシーンでかかる曲「AI=ZO」がめっっっちゃいい!! いや、もちろん全曲いいんですよ!? 上松さんが書かれる曲って1回聴いただけで耳に残るので、どれも大好きなんですけど、「AI=ZO」が流れるシーンに関してはもう、見た瞬間に息が止まりました。吸った息が戻ってこなくて、ずっと吸いっぱなし(笑)。このシーンがきっかけで、「『ヴィジュアルプリズン』好きッ!!」と完全に沼落ちしました。
普通、“ギャップ萌え”って好きでいる期間が長いほど感じられたりすると思うんですよ。「みんなはそうやって言うけど、実はこのキャラこうなんだよっ?」って感じで、私だけが知ってる魅力みたいな(笑)。でも「ヴィジュアルプリズン」のキャラクターのギャップに関しては、割とすぐわかります(笑)。
例えば「LOS†EDEN」のリーダーであるサガは、第1話で感じた威圧的な雰囲気が第3話で一変しました。この人、すごい優しいじゃん!って(笑)。作品自体は“ヴィジュアル系”“ヴァンパイア”“紅い月”など要素がてんこもりなんですが、ストーリー展開やキャラクターの性格はわかりやすいので、視聴しながら自分の中で整理しやすい部分がおすすめですよ!
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