放送中の「クロステイル~探偵教室~」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)で、鈴鹿央士演じる主人公と共に探偵のいろはを学ぶ元陸上選手の野木明生を、精悍な佇まいで演じているのが福山翔大だ。ドラマや映画、舞台、CMからバラエティーに至るまで多方面で経験値を積んできた福山は、映画好きが高じて俳優を志し、高校時代に見た映画はなんと1200本超。小栗旬ら尊敬する先輩俳優の背中をしっかりと追い、ネクストブレイクが期待される実力派の現在地に迫る!
――福山さんが「クロステイル~探偵教室~」で演じているのはどのような役柄ですか?
福山:僕が演じる野木明生という人物は、元々は陸上選手で、ケガをして引退して探偵学校に行きついたというキャラクターです。撮影が本当に楽しくて!笑いが絶えない現場ですね。先生を演じる皆さんのアドリブに笑っちゃってNGになることもあります(笑)。
これまでは「探偵ってミステリアスな職業だな」と思っていたんですけど、実際に探偵の方にお話を聞くと、依頼者の問題を解決するだけじゃなくて、依頼者のその後の人生が前向きになるように寄り添う職業なんだとおっしゃっていて。「探偵は最後の駆け込み寺」という側面があるからこそ大事に取り組まなきゃいけないと、現場でキャストとも話しています。楽しいだけじゃなくて、きっと誰かの背中を押せる物語になっていると思います。
――福山さんご自身のお話もおうかがいします。そもそも、役者を目指すきっかけというのは?
福山:もともと父が大の映画好きで、週末は映画館に連れて行ってくれたんです。幼い頃からそういう環境で育ってきたので、僕も映画が好きになって、俳優になるためにはどうすればいいのか考えたりして。漠然と「高校を卒業したら上京して俳優になる」という目標だけは決めていて、それで「だったらとことん映画を見よう」と思って、上京するまでに1200本見ました。
――お父さまの英才教育ですね!
福山:父親はたぶん、自分が好きだから見せていただけだと思うんですよ(笑)。ジャッキー・チェン、ブルース・リーの作品はビデオで一通り見ましたね。父親の趣味が、ジャッキー・チェン、ブルース・リーとダウンタウンさん。だから「ごっつええ感じ」も全部見ました(笑)。世代的に「ごっつ」の話ができる友達はいませんでしたが…(笑)。でも、そのくらい父の影響は大きいです。
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