山之内すず「知名度だけでその場所を奪うことはできない」辞退してきた音楽活動への思いを吐露

2022/04/20 14:53 配信

音楽 会見

山之内すずが「『1 PICTURE 1 STORY』“あの子になりたい”トークライブ」に登壇 撮影:田中隆信

「『1 PICTURE 1 STORY』“あの子になりたい”トークライブ」が4月20日に都内で開催され、山之内すず大松絵美40mP寺田てら(Zoom出演)と共に出席した。

「1 PICTURE 1 STORY」は、多方面で活躍中のクリエーターが集結する「原案・原作」IP創出プロジェクト。その第3弾コンテンツとして、Adoの「阿修羅ちゃん」のMVイラストなどを手掛ける寺田てらがイラスト、チャンネル登録者数154万人超のYouTuber“エミリン”こと大松絵美がストーリー作家を担当。そこで完成した「私たちの友情は永久不滅★」を基に、ボカロP・音楽プロデューサーとして活躍する40mPが作詞・作曲を担当し、山之内がボーカルを務めるインスパイアソング「あの子になりたい(feat. 40mP/山之内すず)」が出来上がった。

小学生のころから聴いていた40mPの楽曲


山之内は「歌の経験があまりない中で、このすてきな楽曲の歌唱を担当させていただいて本当にうれしく思っています」とあいさつ。

「小学生のころから40mPさんの曲を聴かせていただいていたので、本当に光栄です。最初、作った方を知らずに楽曲を聴かせてもらって、『めちゃくちゃかわいい曲だな』って思いました。本当に頭に残る音楽で、夜に曲をいただいたんですけど、家事をしながらもずっと聴いていたら、次の朝歌えるようになっていました(笑)。『私、こういう曲好きやな』って思って、『この曲、どなたが作られたんですか?』って聞いたら、40mPさんと教えてもらって、『マジか!』ってなりました(笑)」と曲を最初に聴いた時の印象と、作詞・作曲を40mPが手掛けたことを知った時の驚きの気持ちを語った。

「『1 PICTURE 1 STORY』“あの子になりたい”トークライブ」より 撮影:田中隆信


山之内すず、初の歌リリース


幅広い活動を行っている山之内だが、歌をリリースするのは初めてのこと。「これまでにも『曲を出してみませんか』って、いろいろお声掛けをしていただきました。でも、音楽は大好きだからこそ、ずっと音楽に向き合って生きてこられた方がいて、素晴らしい音楽を作られているのにまだフィーチャーされてない方もたくさんいる中で、他の仕事をしている私が知名度というだけで、歌詞も書けなければ曲も作れない、歌もめちゃくちゃうまいわけでもないのに、その場所を奪うことはできない。そう思って全部お断りしてきました」と、音楽や歌に対する真っ直ぐな思いを吐露。

「ただ、今回は“みんなで作る”という趣旨を聞かせてもらって、もちろん私に務まるかどうかは分からないけど、直感で『私、これやりたいな』と思ったんです。実際に企画が始まったら、共感できる歌詞がたくさんあって、私を支持してくれている同世代の方に伝えたい言葉がたくさんあって、ここに参加できて良かったなと心の底から思っています」と、今回のプロジェクトに参加した理由を明かした。

最後に、山之内は「私がボーカルを務めさせていただくことで『大丈夫かな?』って不安もありましたけど、皆さんとお話ができて、改めてこの作品に関われて良かったなと思いましたし、この曲のことをより好きになりました」と笑顔を見せた。

「あの子になりたい」は4月20日よりデジタルシングルとして配信開始。

◆取材・文=田中隆信