芳根京子、フェレットの“あざとかわいさ”に脱帽「あのエッセンスが私も3滴ぐらいは欲しいです」<インタビュー>

日々の楽しみは「韓国ドラマ」


――2021年末のインタビューで、「2021年は2クールの作品が終わる“年度末”までは終わった気がしない」とおっしゃっていましたが、ちょうどドラマも終わり、晴れて新年度になりました。いざ新年度を迎えていかがですか?

前の作品が終わったらすっきりするだろうなと思っていたんですけど、今も迫田さんがいるので正直すっきりしないんです(笑)。

――なるほど(笑)。前回のドラマが終わってから何か挑戦したことは?

ありがたいことに3クール続けてドラマに入らせていただけているので、あまりプライベートの趣味や新しいことに挑戦できていないんですが、一区切りついて、最近は韓国ドラマを1話見てから寝るようにしています。

もともと韓国ドラマが好きだったんですけど、ずっと見る時間がなかったんです。でもやっぱり息抜きの時間は欲しいので、寝る前のルーティンで毎晩1本見ています。見ながら寝落ちしちゃったらそれはそれで良いんですけど、日々の楽しみですね。

――ちなみにどんな作品を?

とにかくNetflixの作品を片っ端から見ています(笑)。前作は心理的にもズシンとくるせりふが多い役でしたし、難しい言葉も多かったので、それが終わってホッとしているのかもしれません。娯楽としてドラマを楽しめるということは、ちょっとだけ心の余裕ができたのかなとも思います。

自分が一番頑張れる場所で輝くことが大事


――最後に4月ということで新入生や新社会人など、新生活を送る人も多いですが、そんな読者の皆さんへメッセージをお願いします。

新しいことを始めるというのは誰でも緊張するし、勇気が要ることですけど、この時期はみんなそうだし、周りを見れば同じ思いの人がたくさんいるはずです。私たちは作品が3カ月単位くらいで切り替わって、新しい環境になることも多いので、慣れているはずなんですけど、やっぱり毎回緊張するし、不安になるし、この先大丈夫かなと思います。でも、なんだかんだでどうにかなっているんですよね。

自分には味方がいない、と思うこともあるかもしれないけど、きっと仲間はいるし、逃げることだって決して悪いことじゃないって私は思います。自分が一番頑張れる場所で輝くことが大事だと思うので、今はつらいこともあるかもしれないけど、一緒に頑張っていきましょう。


◆聞き手=月山武桜