――深雪はどんな女の子だと思って演じていますか？
第1、2話では、まだ普通にかわいいTheヒロインみたいな女の子に見えていると思いますが、話が進むにつれて、ただの清純なヒロインではないことが明かされていきます。そのギャップが面白いです。なんかヘンって(笑)。
なので、今はTheヒロインになるように気をつけて演じています。ただ現場では、間宮さんやスタッフさんから「深雪ってマジでヤバい女の子だな」って言われているんですよ。深雪がヒロインだと思っていない…。だから視聴者の方が深雪を見てどう感じてくださるのか、かなり楽しみにしています。
――Theヒロインの演技のために気をつけていることを教えてください。
どうしてもお芝居をしていると、色んなことをやりたいと思ってしまうんですが、今回はグッとこらえて、清楚に見えるような演技にしています。ただ元のキャラクターが、ポテチを袋ごと最後のカスまで食べたり、お金に目がくらんでしまったりするので、ちょっとTheヒロインというキャラからかけ離れていきますが(笑)。そのお茶目さが際立つように、あえて抑えた演技をするようにしています。
――自分と似ていると感じる部分はありますか？
意外と全部似ているかも(笑)。絶対それ踏み込んでいかない方がいいのに…という場面でもつい興味が出て足を踏み入れてしまうところも同じですね。大人しく見守ってることができないというか。
食の好みも同じで、私もポテチが大好き。深雪が最後のカスまでちゃんと食べていることを知ったとき、「一緒！」と思いました。ただ、同級生だったら友達にはならないかも。正直、キャラかぶりですから(笑)。