――昨年21年10月には60歳の誕生日を迎えられましたが、還暦となった現在も第一線に立ち続けている理由は何なのでしょうか。
全然、第一線に立ってないですよ(笑)。第三線、四線、五線ぐらいのところにいると思います(笑)。僕なんかはもう「ほとんどテレビに出ていない人」になるわけですが、ABEMAさんがこうやって番組を持たせてくれて、テレビの第一線で頑張っている芸能界の仲間たちがたくさん集まってくれるというのは、本当に運が良いと感じます。
――今日の収録もそうですが、石橋さんは常に多くの仕事仲間に囲まれている印象があります。年齢を重ねると人間関係が狭まってしまいがちですが、中高年になっても多くの親しい人と楽しく過ごせる秘訣があれば教えてください。
矢作(兼)なんかはちょっと世の中に出始めた頃から知り合っていたので、その時に優しくしておいて良かったと思います。初対面の時に「てめぇ、芸能界っていうのはなぁ!」と偉そうに先輩ぶってたら、今みたいに近づいて来てくれていなかったでしょうから。
――還暦を機に芸能界とプライベート、それぞれで挑戦したいことはありますか。
芸能界ではもう何もないです。プライベートでは、健康に気をつけつつ、コロナがもっと収まれば、アメリカに大谷(翔平)くんを観に行きたいですね。
――ABEMAやYouTubeなど、新しいことに積極的に取り組まれているように思います。そのモチベーションの源は何なのでしょうか。
僕自身、ほんとは何もやりたくない面倒くさがり屋なんです。家でボケーっと好きなスポーツを見ているのが一番好きなんですけど、たまたま仲間たちが「ABEMAやろう」だとか「YouTubeやろう」だとかと話をしてくれるので、「こんなおじさんで良かったらやらせてもらいますけど」というスタンスでいます。
――YouTubeなどを見る限り、まだまだアグレッシブに活動されているように見えますが…。
いやいや、もうヘロヘロですよ(笑)。
――最後に番組の見どころをお願いします。
芸能界で第一線を張っている人たちがたくさんいるとこんな奇跡が起きるんだなという瞬間を皆さんに見ていただきたいです。前回の「強運マスターズ」は過去の「石橋プレミアム」の中でナンバーワンの数字を叩き出したので、第2回の今回はそれを超えて、次の第3回目はぜひ海外でやりたいと思います!
文=こじへい
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