サウナ好きで知られるサバンナ・高橋茂雄が、各界のトップランナーとサウナで心身ともに“ととのった”ところで、人生の“ととのった”瞬間として人生のターニングポイントを聞く番組「サバンナ高橋の、サウナの神さま」(隔週木曜夜9:25-9:54、TOKYO MX)。4月28日は、女優で創作あーちすと・のんをゲストに迎えた後編が放送された。「朝ドラに出演していたときから好きで会いたかった」という高橋が、幅広い活動を展開するのんの人生に迫った。
――高橋:人生で一番影響を受けた映画は「スナッチ」(2000年)。どういうところに影響を受けているのですか。
のん:日常生活に起きているとしたら、忌み嫌われるようなことだったり、キャラクターだったりとかも、映画の中だと面白おかしく切り取られて、笑えたりとか、そういうふうにできるという衝撃。これで笑っちゃっていいんだ、みたいな。監督のガイ・リッチーの映画は、そういうユーモアみたいなのがあふれているから、楽しめます。
――高橋:のんちゃんって、プロフィールにある“創作あーちすと”の、“あーちすと”というところがひらがな表記やねんな。
のん:アーティストとカタカナで書かれていると、みんなが考えるアーティスト像みたいなのがあって、かっこよくて、ハードルが高くなっちゃう気がして。もっと自分はハードルを低くして、自由に楽しく活動したいと思っていたので、ひらがなにして、面白おかしくやっていこうと。
――高橋:なるほど、そういうことか。だから何やってもいいんやな。女優やってもいいし、音楽やってもいいし、映画監督やってもいいし、ということなんやね。
のん:そうですね。