青木崇高&秋元才加、義仲と巴御前の別れのシーンを語る「いろんな思いがこもっている」<鎌倉殿の13人>

2022/05/02 15:30 配信

ドラマ

思い出のシーンについて


――倶利伽羅峠の戦いに向けて兵を鼓舞するシーン

青木:「これは正義の戦である!恐れるな!義は我らにあり!」というセリフを吐きました。やっぱり血を流す戦ですからね。やらなければやられるという戦なので、気持ちが高ぶって仲間たちにもとにかく「行くぞ!」と鼓舞をしないと。相当気合いを入れました。

秋元:やっぱり命のやりとりじゃないですか。なので、「きょうが最後の日かもしれない」という思いと、「やられたら命を失う」という気持ちを持ちながら、撮影に臨みました。

――巴が義時たちに義仲との関係を聞かれたときのシーン

秋元:「色恋はとうに捨てた。私はあのお方に終生尽くすことに決めている」というセリフでした。幼なじみで一緒に育っていく中で、きっと巴も義仲様に恋心を抱いていた時期はあったと思います。でも、どこかで折り合いをつけて、「添い遂げる」という愛の形に至ったのだと思います。女性っぽさを自分の中で排除して義仲様に仕えるという決意や思いは、巴を演じなかったらなかなか発見できなかった感情です。

――義仲と巴の別れのシーン

青木:簡単には言えないですが、巴との別れのシーンはいろんな思いがこもっていると思います。思い出深いシーンでした。

秋元:本当に青木さんに演技を引き出していただいたシーンです。これからの俳優人生がまたちょっと変わったな、自分の中のいろんなことが変わったな、と思う瞬間がたくさんありました。

青木:いい方にだよね?(笑)

秋元:いい方にです(笑)。考え方や、これからお芝居を続けていく中で大切にしておきたい気持ち、青木さんに教えていただいた姿勢など、忘れられないです。

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