藤原竜也、緊迫の記者会見シーンも一切NGナシ! クズすぎる殺人犯を怪演

2017/05/03 20:17 配信

映画

「22年目の告白―私が殺人犯です―」緊迫の記者会見シーンが解禁された(C)2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

藤原竜也伊藤英明の初共演で6月10日(土)に全国公開される映画「22年目の告白―私が殺人犯です―」より、美しき殺人犯・曾根崎(藤原)が事件の真相を語る“緊迫の記者会見”本編シーンが公開された。

残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人事件は、懸命の捜査もむなしく時効を迎える。“絶対に捕まらない殺人犯”となった曾根崎は、事件の真相を語る告白本「私が殺人犯です」の出版会見に現れる。張り詰めた緊張感が漂う中、曾根崎は自身が起こした事件についてゆっくりと語り始める。

「1995年。記念すべき5つの連続殺人事件を終えたばかりの私はいら立っていた。無能で愚鈍な警察は、私の元へ一向にたどり着く気配がない。幼稚な推理と見当違いな憶測を垂れ流すマスコミも事件の真相を伝えることはない」と、自分を捕まえられなかった警察やマスコミを挑発。独り言のように次々と語っていく。

「いつまで待っても警察やマスコミは私の元へたどり着くことはできなかった。誰も事件の本質を伝えることはできなかった。ならば自ら真相を明らかにし、それが時効を迎え、罪を償う機会を永久に失ってしまった私にできる最後の仕事だから」と語り、「はじめまして。私が殺人犯です」と言うと、幕が下がり告白本のビジュアルが披露された。

美しき殺人犯の登場に日本中から一気に世間の注目を集めるが、この美しき殺人犯の目的は? なぜ時効を迎えてから突然現れたのか? 曾根崎の告白は新たなゲームの始まりにすぎなかった…。

このたび解禁となった記者会見のシーンは、劇中でも藤原の長ぜりふが多く緊張感が漂う中で撮影された。

曾根崎が初めて公の場に登場する重要なシーンとなり、入江悠監督は藤原本人がリアルな殺人犯かつ、リアルな記者会見に見えるよう、カメラ位置や照明など徹底的にこだわったという。

そんな緊迫感漂う現場だったが、既に日本を代表する実力派俳優と言っても過言ではないキャリアを持つ藤原は、どんなに長ぜりふでも一度もNGを出さずに演じ切った。

さらにこの記者会見のシーン以外にも、藤原は撮影中にNGを出すことは一回もなく、まさに殺人犯・曾根崎に成り切っていたという。

現在はTBS系で放送中の連続ドラマ「リバース」にて、“普通の青年”を好演し、これまでも作品によってさまざまな顔を演じてきた藤原にとって、本作が新たなハマリ役になっていることは間違いなさそうだ。