続いて、1st Mini Albumに収録されているタイトル曲「FEARLESS」をステージ上で披露。洗練されたスタイリッシュなダンスと歌で見せた。歌唱後、KIM CHAEWONがこの曲について「過去にこだわらずに揺るぎなく前に進んでいくという意味と、世界と妥協するよりも最高になるために頑張ろうという思いが込められています」と説明。
SAKURAは「歌を聴いてみると、GARAMさん、CHAEWONさん、YUNJINさんの順番でつながる部分が多いんです。GARAMさんが優しい味、CHAEWONさんが中間の味、YUNJINさんが辛口の味と、みんなでよく話していたりしたので、そういうところにも注目して聴いてもらいたいです」と、声質の違いも楽しんでほしいと伝えた。
ダンスの注目ポイントを聞かれると、KIM GARAMは「KAZUHAさんのラップパートの振り付けが格好良いです。もう一つは私のパートで、猫のように歩いてくる動作があるんですけど、そこも格好良いです」と語った。
KAZUHAは「横になって始まるイントロのダンスも格好良いです。それと、サビで目を覆う動画が繰り返されるんですけど、マネしやすいし、ポイントだと思います」と、印象的なサビの振り付けを挙げ、HUH YUNJINも「私もサビの振り付けが格好良いと思います! メンバー同士で“目隠しダンス”って名付けました」とサビの振りをアピールした。
3曲目に収録されている「Blue Flame」は、KIM CHAEWONとHUH YUNJINが作詞で参加。KIM CHAEWONは「デビューアルバムのクレジットに私たちの名前が載ることができて、とても幸せです。これからも曲作りに積極的に参加したくなりました」と意欲を見せると、HUH YUNJINも「私が書いたパートをちょうど私が歌うことになったので、レコーディングで楽しく歌えました。私も曲作りに欲がある方なので、思い浮かんだことがあったらその都度記録しておいて、次のアルバムにも参加できるようになりたいです」と、次作への作詞での参加も希望した。
デビュー作は予約枚数が38万枚を突破。「グループのメンバーチャットで最初に教えてくれたのはSAKURAさんでした。それを見て、みんな大騒ぎになって、絵文字を送り合ったりしました(笑)」とメンバー内で盛り上がったことを明かした。
そのSAKURAは「初めてニュースで知った時、私が一番早く起きたので、みんなにグループチャットで知らせて、家族にも知らせました。ファンの皆さんには本当に感謝しています」と笑顔を見せた。
いよいよ始動したLE SSERAFIM。最後は、HONG EUNCHAEが「LE SSERAFIMは、ありのままの私たちを歌とパフォーマンスで表現するグループです。私たちの堂々とした姿を見て、誰かに『私もあんなふうになりたいな』と感じてもらえたら幸せです。これからも、私たちのありのままを盛り込んだ音楽で、いい刺激と影響を与えられるグループになりたいと思います」と意気込み。
最年長のSAKURAが「LE SSERAFIMのデビューを待ってくださったすべての方々に、本当に感謝しています。多くの方が期待してくださった分、頑張って活動して、レベルが違うチームとは何かをお見せできるように努力したいと思います」と自信に満ちたメッセージを届けて締めくくり、その後メンバーが作詞に参加した「Blue Flame」のパフォーマンスも特別に披露した。
◆取材・文=田中隆信
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