4月29日・30日の2日間、幕張メッセで実施された大型イベント「ニコニコ超会議2022」(略称:ニコ超)。3年ぶりのリアル開催となった同イベントには、9万6160人が来場(ネット上では4月23日~30日にかけて開催。ネット総来場者数は1389万1680人)した。2日に渡って取材参加し、撮影したコスプレイヤーたちの写真を、インタビュー記事と併せて紹介していく。
「その着せ替え人形は恋をする」のヒロイン・喜多川海夢に扮して参加していた紗愛さんに3年ぶりのリアル開催となった「ニコ超」に対する率直な思いを聞いたところ、「こんなに人が多いイベントに遊びに来るのはひさしぶりなので、テンションが上がっています。まだまだ時間はかかると思いますが、またコロナ以前のように、いつでも気軽にコスプレができる世の中になってほしいな…と、改めて思いました」と話した。
そして「Re:ゼロから始める異世界生活」のレムに扮する立花はるさんはもともとニコニコユーザーだったという。リアル開催が中止になる以前から「ニコ超」にも参加していたとのことで、「とにかく嬉しくて、やっと私たちの『ニコ超』が返ってきた…という思いです。せっかく遊びに来たので、コスプレエリアだけでなくすべてのエリアをまわって、思いっきりイベントを楽しみます!」と意気込んだ。
バーチャルYouTuberの戌神ころねに扮して参加していた大河ももさんも、長らく「ニコ超」の再開を心待ちにしていた人気コスプレイヤーのひとり。「友だちが作ってくれたお気に入りの衣装を、ようやくイベントで披露することができました」とのことで、「ニコ超」に参加した感想を聞いてみたところ、以下のように答えた。
「たくさんの人が集まって、賑わっていて。遊びに来てよかったな…って思います。しばらく会えなかった友だちと再会できたり、“初めまして”だけど、ものすごく話が合うレイヤーさんやカメラマンさんとも知り合えたり。そういった“出会い”があるのも、『ニコ超』ならではの魅力だなと感じました」。
取材・文=ソムタム田井