――これまでの撮影で印象に残っているシーンはありますか?
日下部は狭い指揮官車の中でずっと指揮を出しているポジションなので、撮影はモニターに向かってセリフを発してるシーンが多いんです。部下は2人ついてはくれているのですが、やはり少し寂しい。だから、指揮官車に葛城補佐たちが来てくれると嬉しくなります(笑)。
一方、捜査本部のシーンでは、たくさんの部下たちがいてくれて、日下部の指示に「はい!」とみんなが言ってくれます。「日下部は管理官だ」と感じられるし、上司として扱ってもらえている気がします。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
この物語の1番の謎は、誘拐事件がなぜ起きたのかということです。これから話が進むごとにいろいろ明らかになっていって、犯人の予想など視聴者の皆さんは楽しんでいると思います。
それに伴って自分が演じている警察サイドのことで言えば、今までのシーンでは日下部と葛城補佐の対立や、警察内部のそれぞれのエゴのぶつかり合いがありましたが、この2人が果たして吉乃一課長を頭にして、これからちゃんと協力して事件解決に向かって進んでいくのか。それともやっぱりまとまらずにそれぞれで動いていくのか。
警察の少し嫌な面といいますか、そういうぶつかり合いの部分にも注目していただければと思います。
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