矢部美穂が約7年ぶりとなるイメージDVD「お久しぶりです 矢部美穂です」(竹書房/税込4400円)を発売し、5月7日に都内でリリースイベントを開催した。
以前は数多くのイメージ作品をリリースしてきた矢部。「若い時は、もう少し時間に余裕のあるスケジュールで撮っていたんですけれど、今はかなりハードなんですね。日が暮れる中でも、ここがメインだからと言われて、じっくり撮らなきゃと思っていたら結構バタバタで。私ちゃんとできているかなとか、12月の沖縄の撮影だったんですけど、寒くて鳥肌が立っていて。もう我慢比べの状態でした。でも無事に終わって、出来上がったのを見ると、今となっては良かったかなというふうに思っています」と、DVDのパッケージを見ながら、撮影時の思い出を語った。
2022年6月で45歳になる彼女の“素顔”が詰まった1本に仕上げられている本作のストーリーは、沖縄一人旅。「一人旅なので、ちょっと寂しいんですよ。そしたら偶然元カレが現れて。元カレは出張で来ていたみたいで、私も暇だしちょっと一緒に過ごすという感じの流れですね」とのこと。
いろいろなシーンがあるという内容については、「浴衣を着てそばを食べました。あと一緒にお風呂に入って体を洗ったり、ドライブデートをしたり、海で戯れたりですね」「ジャケットの写真は、朝ベットのシーンですね。彼氏のオーバーサイズのシャツを着てベットって、男性でも憧れません? 私は王道でいいと思いますよ」と、内容はスタンダードなもの。
その一方で、シースルーのハイレグワンピース衣装にも挑戦。「プールサイドで、イメージ的なシーンで着ました。水着というか下着というか、今、こういうのが主流なんですね。昔とは違うんですね」と、時代の流れを感じたようだ。
「もう振り向きのポーズがきついですね。お腹まわりがしんどくなります。あと次の日が筋肉痛になりますし、そもそも振り向けない。あと四つん這いも厳しいですね。膝に石ころとかがあって、それが痛くて痛くて。一番苦手なポーズでしたね。若い時は何ともなかったんですけど、やっぱり40歳の真ん中ぐらいになりますと、なかなか体が言うことをきかないんですよ」と、伝説のグラドルといえども年齢には勝てないことを告白。
「その中でも40代の魅力が出ていればと思います。フレッシュではないですけれども、見てくださった方が新鮮だなと思ってもらえるようにしなきゃいけないから、痛いとか言っていられないですね」と笑顔を見せた。
◆取材・文=栗原祥光
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