HKT48が、約3年ぶりとなるライブツアー「HKT48 LIVE TOUR 2022～Under the Spotlight～」熊本公演を5月7日に熊本城ホールメインホールで開催。4月24日に加入が決定した6期生18人の最速ステージデビューや、15thシングル「ビーサンはなぜなくなるのか？」初披露がサプライズで行われた。
神奈川、東京、愛知を巡り地元・九州に戻ってきたHKT48。激しいダンスナンバーとともにパワフルなステージ展開で幕を開けた熊本公演は、LEDモニターがさらに増設され、新たなステージングでライブを彩った。
出身地でもあり、熊本市の親善大使を務める田中美久は「熊本ただいまー！ (田中)伊桜莉ちゃんと一緒に帰ってこれてうれしい！」と地元凱旋(がいせん)のあいさつ。同じく熊本県出身の田中伊桜莉は、HKT48に加入したばかりのころに出演した3年前の九州ツアー・熊本公演を振り返り、「3年たって成長した姿を今回ここでお見せできたらいいなと思います」と意気込んだ。
ライブ中盤には、4月24日に加入が決定したばかりの平均年齢14.3歳の第6期生18人が登場。初ステージでは、レッスンを重ねてきた「HKT48」と「アイドルの王者」を緊張した面持ちでういういしくパフォーマンスした。HKT48は6期生が加わり、総勢58人となった。
本編が終了し、アンコール1曲目は6月22日(水)発売の15thシングル「ビーサンはなぜなくなるのか？」をサプライズでパフォーマンス。発売発表(5月1日愛知公演)からわずか1週間という最速での披露となった。
シングル初の単独センターを務める矢吹奈子は「シングルでは初のセンターになるので、すごくうれしいです」と笑顔。また、初選抜となった市村愛里は涙を浮かべ、「本当にいつも熱く応援してくださるファンの皆さんのおかげですし、一緒につかみ取れた選抜だと思っています」と感謝の気持ちを伝え、約5年ぶりの選抜復帰となった今村麻莉愛は「あまり報われることは少なかったかもしれないけど、諦めずにたくさん頑張ってきて本当によかったな、と今すごく思っています」と涙を見せた。
「シングルビーサンはなぜなくなるのか？」選抜メンバーは、石橋颯、市村愛里(初選抜)、今村麻莉愛、運上弘菜、小田彩加、堺萌香、武田智加、竹本くるみ、田中美久、地頭江音々、豊永阿紀、松岡菜摘、松岡はな、本村碧唯、矢吹奈子(センター)、渡部愛加里。
次回公演は、6月10日(金)に大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)で開催される。