――“なおくん許せない派”とのことですが、尚紀と深見の間で揺れ動くゆうの気持ちはわかりますか?
……あんまりわからないかも。周りにも、そこまで長くお付き合いをしていた人がいないこともあって、7年間付き合っているという重みがわからないというのもありますけど、今の私は100対0くらいで深見氏がいいですね。
――深見のどういうところに特に魅力を感じますか?
深見氏は、ゆうちゃんに対しての想いが深い。高校生のときにゆうにやってもらったこと、言ってもらったことを覚えていて、一途でいいなと思います。
――“なおくん許せない派”というのは理解したうえで(笑)、尚紀のような“お子ちゃま”タイプの男性はどうですか?
俗にいう犬系男子ですよね。かわいいなとは思います。おやつあげたい(笑)。でもやっぱり、誕生日を忘れられるのは嫌です!
――この作品は、結婚に踏み切れないでいる尚紀に対して、ゆうの気持ちが揺らぐ姿が描かれています。ゆうと同世代の松村さんは、現時点で結婚に対してどう感じていますか?
私は小さい頃から、「将来の夢は花嫁さん」というような、結婚に対してすごく憧れが強いタイプだったんです。でもこの歳になってみると「結婚だけが憧れの人生ではないな」と思い始めて。今の年齢だからこそできる仕事もあるし、友達との時間も大切にしたい。結婚以外にも楽しいことがたくさんあるとわかったので、一番の憧れではなくなりました。もちろん、結婚する人生も素敵だし、自分が結婚しないと決めているわけではないですが、今の自分のまま生きていくのも楽しいだろうなって。周りにも、結婚していなくても充実している方がたくさんいて、そんな生き方も素敵だなと思うようになりました。
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