向井地美音がキャプテンを務めるAKB48の新チームAが、「重力シンパシー」公演のゲネプロ・囲み取材を5月11日に東京・AKB48劇場で開催した。
「重力シンパシー」公演は、2012年に前田敦子、大島優子、柏木由紀ら16人で結成されたユニット・チームサプライズのオリジナル楽曲で構成された公演で、実際に劇場公演として行うのは向井地チームAが初となる。キャプテンの向井地、5月18日(水)発売の新曲「元カレです」でセンターを務める本田仁美をはじめ、大竹ひとみ、込山榛香、千葉恵里、中西智代梨、福岡聖菜、武藤小麟の8人が華麗なパフォーマンスを見せた。
「AKB48に加入して9年目なんですけど、チーム8以外の公演に出たことがない」という本田は、冒頭で「もともとチームBにいたんですけど、リハーサルまで一緒に(レッスン)していたんですけど、(韓国行きが決まり)結局出なくなったので」と明かし、「今日は緊張しているんですけど、みんなと一緒に力を合わせて頑張っていけたらいいなって思います」とゲネプロに臨んだ。
そして、ゲネプロ後の囲み取材では、「先輩方だったり、後輩、話したことのないメンバーがたくさんいたので、レッスンをしていく中で気になったところも言っていいのかな?って思ったりもしたんですけど、みんなレッスンに意欲的に取り組んでいて、みんなで良いものを作ろうという思いがありました」とレッスンを振り返る。
「このチームはもっともっと成長していけるなと思いましたし、私自身ももっともっとブラッシュアップして、良い公演をつくっていきたいなと、ゲネプロを終えて思いました」と、今後のチームAに期待しつつ意気込みを語った。
また、この日もレッスン中にメンバーのダンスを細かくチェックしてくれる“本田警察”の話題に。チーム8のメンバーから聞いていたという込山は「ひぃちゃん(本田)は優しく教えてくれるんですよ。全体のリハーサルの時とかに、先生に『振り付けの違うメンバーがいるんですけど…』と間違えているメンバーの名前を出さないで(みんなの前で)聞いてくれるんです。そこで先生が教えてくれると、『だって、◯◯ちゃん』って(名前を出しちゃうから)そこでバレるの(笑)」というレッスン中のエピソードを披露。
本田は「私の勘違いだったら困るなと思って、一応先生に聞いて…」と弁明するが、込山は「だから、私は指摘される前にひぃちゃんの所に行って『これってさ…』って、一人で(みんなの前で言われる前に)フライングして聞いてます(笑)」と自ら明かした。
さらに、大竹は「パフォーマンスの話になると、どうしても“本田警察”が先に出ますが、みーおんさん(向井地)もそれぞれの曲でたくさんメモしてくださって、全体だけでなく、一人一人の振りまで動画で確認してくれて、次のレッスンには修正ポイントを教えてくださるので、私的にはすごく助かっています。(チームAには)第一警察と第二警察がいます(笑)」と、新キャプテンに感謝。
すると、込山が「ここに(岡田)奈々さんが入るとやばくない?」と“三重チェック”となる可能性を指摘。向井地が「一番クオリティーが高いと言っていただけるようにしたい」と意気込んでいたチームAは、厳重なチェック体制によって、今後もクオリティーの高いパフォーマンスを見せてくれそうだ。