眞栄田郷敦、自身の役づくりについて語る!「Tシャツのサイズがどんどんピチピチに…」<インタビュー>

眞栄田郷敦(C)NHK

地上波の連ドラ初主演に「ワクワクと不安がありました」


――人気漫画が原作となる本作の印象を教えてください。

漫画や台本を読んでコメディーの部分は、とても振り切っていて面白いなと感じました。その中で、個性が強いキャラクターたちの胸が熱くなるような関係性など文字だけでも感動するような部分もあります。そのコメディーとハートフルな部分のギャップが印象的です。

――NHK初出演で、地上波連続ドラマ初主演ということですが。

NHKの作品にいつか出たいという思いがあったので、とてもうれしかったです。地上波の連続ドラマの主演も初めてで、ワクワクと不安がありました。でも、どの作品に参加するにあたっても、この二つの思いは常に感じるので、主演だからとかはあまり考えずに、真っすぐ作品や役に向かっていきたいと思っています。

元ヤンキー役の演じ方「見た目と中身のギャップが大事」


――マサのような役柄は初めてとお聞きしましたが、実際に撮影に入られていかがですか?

マサを演じる上では、ドンと構えて、とにかく真っすぐ演じることを意識しています。それと、他の登場人物との感覚や空気感などのズレを表現することで、マサの魅力が出ると思って臨んでいます。

――マサは見た目が強面で元ヤンキーの役ですが、どのように表現されていますか?

マサは、見た目と中身のギャップが大事だと思っているので、見た目に関しては、傷メークを左目にいれて、眉毛を細めに作ったりしています。あとは、髪形とかで強面を表現しているので、スイッチが入った時に、怖い雰囲気が出るような見た目になっています。

――マサはギャップがある役柄ですが、眞栄田さん自身のギャップや意外な一面はありますか?

僕は、甘えたいタイプです(笑)。

――マサを演じる上で、参考にしたものや事前に取り組まれたことはありますか?

漫画原作なので、マサの雰囲気や見た目、表情などは、実写化して人間が表現しても違和感がない程度に演じるべきだと思っています。今回は、漫画をしっかりチェックして撮影に臨みました。でも、漫画に寄り過ぎず、台本から自分が感じ取ったことを素直に表現する部分もあります。そこのバランスを取りながら演じています。

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