響野こひめがPiXMiX卒業、メンバー5名で爆笑のデビュー振り返りトーク!「コロナ禍のアイドル活動」の難しさとは

2022/05/16 18:01 配信

音楽 アイドル インタビュー 独占

PiXMiXメンバーの和泉芳怜、武内愛莉、大谷美咲、響野こひめ、桐島十和子 ※ザテレビジョン撮影

’22年10月に結成5周年を迎えるアイドルグループ「PiXMiX」。この度結成当初からのメンバー「響野こひめ」が5月15日をもってグループ卒業を迎えることとなった。そんな中、新曲「アンビバレンス」をリリースしたPiXMiXメンバーの和泉芳怜、武内愛莉、大谷美咲、響野こひめ、桐島十和子の5名が、デビュー前からコロナ禍を経て現在の心境をWEBザテレビジョン独占で語ってくれた。

デビュー前:ピクミク誕生秘話~”PiXMiX”になった2017年、動き出したかに見えた2018年~

ーー2017年にPiXMiXを結成してからデビューライブを開催する前の思い出はありますか?

PiXMiXデビュー直後オフショット ※提供写真


和泉芳怜(以下、芳怜):ピクミクは最初、半分に分かれるのかと思ってた。
武内愛莉(以下、愛莉):あ!なんか3グループ?
大谷美咲(以下、美咲):え?何どういうこと?(笑)
響野こひめ(以下、こひめ):何かユニットグループみたいな感じで…。
桐島十和子(以下、十和子):私、乙葵(牧浦乙葵-2021年にグループを卒業)と2人グループって言われてた(笑)
芳怜:私、「こひめと」って言われた。
愛莉:あれ?私は?
全員:笑
こひめ:結局、試行錯誤して無くなったよね。

ーーPiXMiXとしてのデビューライブをしたのは、2017年10月の「PiXMiX始動祭〜さあ!ここから始めるんだ!〜」ですが、その近辺での思い出はありますか?

PiXMiXデビュー直後ライブカット ※提供写真


美咲:デビューライブの前に「始動前前前夜祭」(東京アイドル劇場)が7月にあって…
十和子:“前前”言ってたのは、その時、「君の名は」が流行ってたからだっけ?
一同:そうなの!?
十和子:その時、映画が公開したばっかりとかで…(笑)
こひめ:あ!そうかも!そうだそうだ!
愛莉:なるほどね!
芳怜・美咲:今、知った。

ーー流行の言葉も取り入れながら、無事にデビューを果たしたわけですが、その後、初めてのMV撮影(Pump it up!!)が行われたそうですね?

PiXMiX響野こひめ ※ザテレビジョン撮影


芳怜:その時、こひめはちょっと痩せてた(笑) インフルエンザ明けだったから。
こひめ:そうなんですよ、でもみんなに言わなかった。
美咲:言ってない!言ってない!数年経って言われた(笑)
こひめ:インフルエンザで休んでいた…ってなると、みんなに避けられる気がして…(笑)
美咲:あとは、とわちゃん(十和子)の“ヒザ事件”だよね。
十和子:Pump It Up!!のMV撮影の前日まで、鬼のレッスンが続いていて、膝の痛みが撮影当日に限界に到達して…。最初、センターを割ってフォーメーションが始まるんですけど、何度やっても当時の先生からOKが出なくて、メイクとかも全て終わっていたんですけど、怒られたのと膝が痛いので撮影の前にめっちゃ泣きました(笑)
こひめ:泣き止み待ちだったよね(笑)
芳怜:当時は泣いてる理由も聞ける距離感じゃなかったから、すごく膝が痛いんだなって思ってた。

ーーPump It Up!のMVといえば白い部屋でのダンスシーンが目を引きますが、ダンスシーンの裏話などありますか?

PiXMiX桐島十和子 ※ザテレビジョン撮影


こひめ:天井からの直射日光で激アツの中で何十回とフルで踊ったので、すごくキツかった…。
芳怜:その時、不満が1つあって、撮影する時にまず膝が痛いとわちゃんから撮ろうってなって、次は汗をたくさんかく人からだったんです。
そしたら、うちら(美咲)が最後で…めっちゃブスだった!(笑)
一同:笑
芳怜:私、すぐに顔が赤くなっちゃうから、めっちゃ白を足されて、真っ白になってた(笑)
十和子:確かに、芳怜顔色悪かった。
美咲:しかも、それだけ踊ったのにバスのシーンが多く使われてた(笑)
一同:確かに(笑)
美咲:そういえば、ダンスシーンで1箇所だけ奥の部屋の扉が開いている所あるよ?
芳怜:あ、そうだね。
こひめ・愛莉・十和子:え!!知らなかった!
こひめ:よく見てるね!
美咲:いや、怒られてたから、「扉、開いてる!やり直し!」って。
十和子:よく覚えてるね〜。

ーー次の大きなライブは11月の1周年記念ライブ「Welcome to ピクミク学園」ですか?

PiXMiX大谷美咲 ※ザテレビジョン撮影


美咲:制服着てやってライブだよね?
こひめ:ファンの皆さんが持ってる、ペンライトにも書いてあるよね。
十和子:その間って何してたっけ…?
こひめ:マネージャーさんが変わって、引継ぎでバタバタしてて…。
美咲:その間に出たの、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)くらいじゃない?
芳怜:「君に届け」とかやったよね?
愛莉:ライブが少なかったね。1ヶ月に1本あるかないか…みたいな。
美咲:貴重だったね。

夢は最初から「日本武道館」!!

PiXMiX和泉芳怜 ※ザテレビジョン撮影


ーーその当時、メンバー全員で集まった時に、将来のことについて話したりしましたか?

美咲:6人でファミリーレストランに集まって話したことがあります。
愛莉:でもさ、毎回まとまってなかったよね?(笑)
美咲:「どうなる?」とか答えは出なかったんですけど、これからどうしていくか、みんなで考える機会でした。私も名古屋から上京してきたタイミングだったので、すごく考えました。

ーー他の皆さんは当時の心境など、どうでしたか?

芳怜:私はとにかく学校がつまらなくて…その年の9月くらいに「学校が楽しくないから、ピクミクの活動しか楽しみがない」って美咲に言ったこともあるんですよ。
愛莉:私ももっとライブがしたいな…と思っていました。“こんなものなのかな?”と思いつつも、他のアイドルさんを見ていると、“あれ?自分たちは少ないのかな?”と思うこともありました。
こひめ:何もできていない“焦り”みたいなものが募りすぎて、「こうしたい」けど「どうしたらいいか分からない」ということは、その話し合いで言った気がします。
美咲:ひたすらもがいていた時期だったよね(笑)
十和子:当時のことは覚えていないんですけど…。
全員:(笑)
十和子:焦っているとかはなかったと思う…“大丈夫だ”って思ってた。何か自信があったんですよ、あるじゃないですか?根拠のない自信!
こひめ:すごい分かる、それはとわちゃんからめっちゃ感じてた(笑)

ーーそれは、この先、グループが無くなることはないだろうなっていう自信ですか?笑

PiXMiX武内愛莉 ※ザテレビジョン撮影


十和子:いや、もうすぐ何かあるんだろうなぁって。
全員:(爆笑)
美咲:すごいスピリチュアルな話!(笑)
十和子:今は下っているだけで、下り続けるわけはないから、いつかはこう上昇するかなって思っていました。

ーーちなみに、その当時のグループとしての目標はあったのですか?

美咲:私は今でもずっと言ってるんですけど、「武道館はピクミクで絶対立ちたい!」って言ってて。
でも、何もしていない1年間があったので、その頃くらいから“3年で武道館は無理じゃない?”みたいな意見が出てきて、それでも諦められないメンバーとのギャップが生まれた感じですね。
こひめ:あぁ〜、あった!
美咲:6人の目標みたいなものはそこで一回無くなって…夢見すぎじゃない?みたいな時期でした。
十和子:厳しいなぁ〜(笑)
こひめ:デビューした当初はやっぱり浮かれてて、武道館の凄さをあまり知らなかったよね
芳怜:そこまで大変なこともしてなかったもんね。
愛莉:いろんな取材で言ってたよね?
こひめ:中学生だったので、許してください(笑)

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