世界で一番有名な探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とし、ディーン・フジオカと岩田剛典が探偵とその相棒として数々の難事件を解決してきたドラマ「シャーロック」(2019年フジテレビ系)。その劇場版では、「ホームズ」シリーズの最高傑作という呼び声も高い「バスカヴィル家の犬」をモチーフとした物語が展開される。
再び風変わりな名探偵・誉獅子雄を演じることになったディーンと、彼に振り回されてばかりの相棒・若宮潤一を演じた岩田に、「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(6月17日[金]公開)の魅力を聞いた。
――今回、映画化されるにあたり、どのようなアプローチを意識していましたか?
ディーン「ドラマを引きずらないこと。潔く、新たなスタートを切るという気持ちで映画と向かい合いました」
岩田「撮影は前回のドラマから1年ぐらい空いていたのですが、獅子雄と若宮の掛け合いを懐かしく感じました。劇場版にはドラマから引き続きの『シャーロック』らしさもあるのですが、脚本を読んだら、すごく重厚感のミステリーになっていたので、それをしっかり演じていきたいと思いました」
ディーン「ドラマのときは獅子雄が若宮を置いていってしまうことがよくありましたが、劇場版の獅子雄はちょっと違います。今回は若宮が育っていくのをサポートし、見守っていく感じになっているので、完成した作品を観たときは獅子雄の若宮に対する母性本能みたいなものを感じました。なので、新しい形のバディ像を楽しんでいただけると思います」
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