――お二人は劇場版の撮影で久々の再会だったと思いますが、改めて共演してみての感想を教えてください。
ディーン「岩ちゃんはすごく忙しいのに、ちゃんと撮影に来て偉いなと(笑)。朝5時に松山のロケ地に入らないといけないスケジュールのときなんて、東京から寝ないで来ていたよね?」
岩田「そんなこともありましたね…(笑)」
ディーン「ハードなスケジュールをこなしていて、本当にプロだなと思いました」
岩田「無事に完成してよかったです(笑)。でも、やっぱりドラマを1クールやっていたので、すぐに獅子雄と若宮に戻れたような気がします。実際にお芝居をしていても『あうん』の呼吸みたいなものがあって、やっていて気持ちがよかったです」
――ディーンさんはすぐに獅子雄に戻れましたか?
ディーン「ドラマがかなり濃密な1クールでしたので、獅子になるスイッチボタンみたいなものはできあがっていました。獅子雄を演じるスタイルとしてはF1のレーシングカーを乗りこなすみたいな感じなんです。獅子雄はハイスペックな人物ですし、ちょっとした浮世離れ感や超人ぽさも出さないといけないので、ドラマのときはそれをクリアするのに苦戦しましたが、今回はそのスイッチが自分の中で生きていたので大丈夫でした」
――岩田さんはイヌとの共演シーンもありましたね。
岩田「やっぱり動物が絡む撮影は時間がかかりますね。ワンちゃんとのシーンは本当に大変でした。ワンちゃんが抜けで映っているかどうかでNGになってしまいますから。しかも、それが結構長いシーンだったりするんですよね(笑)」
ディーン「ワンちゃんの顔が少し右を向いていたからダメ、なんてこともあったよね(笑)」
岩田「もちろん、仲良くはやらせてもらっていましたが、かなり苦労しましたね」
ディーン「僕も岩ちゃんがワンちゃんと格闘しているのをそばで見ていました(笑)。定番ネタとなっているコーヒーをこぼされるシーンもあったし、結構、体を張って撮影しているんだよね。でも、劇場版は、そういう若宮のかわいい一面もひとつの完成形になっていると思います。
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