指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)のメンバーであり、アニメ好きの野口衣織が「神セリフ」からアニメの魅力をひもといていく連載企画。第8回では、TVアニメシリーズ6作に加えてOVA、劇場版も公開されているロングシリーズ「夏目友人帳」について語る!※この記事には、作品のネタバレが含まれています。
小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志(CV.神谷浩史)は、祖母レイコの遺産「友人帳」を受け継ぎ、自称用心棒のニャンコ先生と共に、そこに名を縛られた妖怪たちに名を返す日々を送ることに。
妖と、そこに関わる人との触れ合いを通して、自分の進むべき道を模索し始めた夏目は、想いを共有できる友人たちにも助けられながら、大切な日々を守る術を見つけていこうとする。人と妖、交わらないはずの両者の素朴で繊細な心の機微を描く物語。
「夏目友人帳」は名前だけずっと知っていて、多くの人に愛されてることも知ってたんですけど、最近まで見たことがなかったんです。なんとなく、入るきっかけが無くて…。でも、1周まわって「今こそ見るタイミングかも!」って思う日が唐突に来たんですよ(笑)。それが去年くらいだったと思うんですけど、それで見始めた途端、すっごい好きな世界観だとわかって一気にハマっちゃいました。
多分、映画も含めて、全話を通して10周くらいは見てるんじゃないかな? 夏目の人としての深みや、妖に対して情が移っていく様子が感じ取れますし、ストーリーの感慨深いところも見えてくるので、見れば見るほど面白い作品だなぁと思います。
そして「夏目友人帳」はシリーズが長いこともあって、クールを重ねることにより映像が美しくなっているような気がして、そういうところからも「こんなに長く続いている作品なんだ」って感じられます。
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