うそがあったことで大企業をバックにした弁護人をあっさりと断った麗子に、篠田は「そんなにうそが許せないの?」と聞いた。「私だってうそはつく。でもそれは依頼人の利益のため。勝つためよ。だから弁護士と依頼人の間だけはうそがあってはいけないの」と麗子。
その後、元彼である亡き栄治(生田斗真)と交わした会話を思い出し、栄治が遺した「しのだをたのんだ」という意味をあらためて考える。そして、篠田を教会の懺悔室に呼び、黒丑に身辺調査させたことを明かした。
調査で分かったのは、本物の篠田が亡くなっていること。「あんた、いったい何者?」と問い掛ける場面で第6話の幕を閉じた。
栄治の先輩であった篠田は、麗子とも同じ大学のはずだったが、麗子の記憶には残っていなかった。また、警察を避けるなど謎の行動も見せていた。各事件のミステリーとともに、篠田という存在もまたミステリーだった。
次回、5月23日(月)放送の第7話予告映像では、「篠田の正体が明らかに」と告知。SNSでは「面白くなってきた」「一番来週が気になる終わり方」といった声の他、「しのだをたのんだ、は篠田をよろしくってことじゃないのかな」「遺言状は死んだ篠田のこと?」など考察も加速している。
最初は栄治のことで麗子の依頼人だった篠田。麗子は篠田の“うそ”にどう迫るのか注目だ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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