女優の北川景子が、5月17日に都内で行われた、映画「それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル」(6月24日[金]公開)の公開アフレコイベントに、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二、太田博久、おたけと共に出席。アフレコ現場での出来事や、人生のターニングポイントについて語った。
同作品の声優を担当することが決まったときの心境について、北川は「子どもが生まれてからアンパンマンを見る機会が増えていて、毎日お世話になっていたので『あのアンパンマンの声優のお仕事だ!』ってすごくびっくりしたし、うれしかったです。ただ、役が男の子だったので『どうなってしまうのかな…』って不安でした」と明かした。
アフレコの難しかった点について聞かれると、北川は「(役が)男の子だったので、声を出すのが難しかったのと、早く終わらせたいって思っていたのか早口になりがちで、絵に合わせるのがすごく難しかったです」と回顧。また「他のスタッフの方は違う部屋にいらっしゃるんですけど、1人でぽつんとマイクの前にいたのでスタッフの方のリアクションが聞こえなくて『全然ダメなのかな…』ってそわそわしました」と話すと、これに太田も「聞こえないですよね!」と共感していた。
さらに、人生のターニングポイントだったと思うエピソードを聞かれた北川は「この世界に入ったときの最初のお仕事は自分の人生を変えたと思います」と前置きし、続けて「『セーラームーン』でデビューさせてもらったのですが、初日は何も知らない学生ばっかりで、そこからしごかれて、最後には撮影の段取りや、お芝居のことを勉強させてもらって(撮影を)終えるんですけど、あの1年はいい経験だったと思います」と振り返った。
公開アフレコの感想については「恥ずかしかったのと、本当に緊張しました。ちょっと前にアフレコをしたので『どうやったけな』って探りながらやったんですけど、あと10回くらいやりたいです(笑)」と願いを口にした。
◆取材・文=大野代樹