眞栄田郷敦“マサ”と加藤柚凪“佳奈花”で面白さの相乗効果に期待!<カナカナ>

2022/05/18 11:40 配信

ドラマ レビュー

マサ(眞栄田郷敦)が佳奈花(加藤柚凪)を抱かえて刑事から逃亡!夜ドラ「カナカナ」第2話より (C)NHK

眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月~木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の第2回が5月17日に放送された。佳奈花(加藤柚凪)を守るために逃亡するマサ(眞栄田)。優しさと面白さにあふれた逃亡劇は、2人の相性の良さを予感させた。(以下、ネタバレがあります)

マサが誘拐犯に?


“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。

原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。眞栄田演じる100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・日暮正直(ひぐらしまさなお)、通称マサと、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花が織りなすハートフルコメディーが展開する。

第2回は、公園で出会った佳奈花を連れ帰ったマサに、親友の勇介(前田旺志郎)は誘拐になると心配する。そこに、佳奈花の能力をお金儲けに使いたい叔父・沢田(武田真治)が刑事の大門(橋本じゅん)を連れてやってくる…というストーリー。

マサが佳奈花を抱いて逃げる


マサが高校時代にケンカに巻き込まれるたびに世話をしていた大門は、なんとか穏便に収めようとする。だが、マサは佳奈花を抱いて逃亡した。

途中、隠れ家にいるところを勇介が訪ね、「会ったばかりの子に何でそこまで?」と疑問を呈すると、「目だな。コイツ、6年前のお前と同じ目をしている。全賭けしたやつの目だ」と答えたマサ。

かつて100人を相手にしたケンカは、勇介を助けるため。今回も佳奈花に頼られて、全力で守ろうとしていたのだ。

マサの優しさにあふれる逃亡劇だった。

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