グラビア、モデル、DJ、コスプレなど幅広いジャンルで活動している篠崎こころが、自身の誕生日でもある7月7日(木)にファースト写真集(秋田書店/税込2970円)を発売する。
今作のテーマは「ドール」。見知らぬ海岸に流れ着いた1体のドールは、心の赴くままにさまざまな地をさまよい、大冒険の末、ついに運命的な出会いを果たす。しかし、そんな幸せが長続きするはずもなく…。どこまでが現実で、どこからが空想なのか。そんな対となる二つの世界観が混ざり合うストーリーの中で、感情をなくしたドールになりきる様子から、感情を持って動き出し、まるで一緒にデートしているような気持ちにさせる彼女感まで、いろんな姿を見せている。
撮影場所やコンセプトも、スクラップ工場で鉄クズの中に埋もれているカットや、漁船で網に引き上げられるカット、他にもUFOキャッチャーの中に入っているカットなど、今までのグラビアシーンでは見たことのないようなものばかり。
また、撮影は和歌山・友ヶ島でも行われた。明治時代に使用したとされている砲台跡が観光名所となっており、「天空の城ラピュタ」の世界のようだと言われるほど、神秘的でノスタルジックな世界観が広がっている無人島。そんな友ヶ島でゴシック調の衣装を身に纏って撮影した、壊れかけのドールが動き出しているかのようなカットも掲載されている。
写真集を出すことは、グラビアをやっている中での一つの目標でもあったので、それがかなってすごくうれしいです。
撮影は「ドール」がコンセプトだったんですけど、無感情のドールモードの表情と、心を持った人間モードの笑顔の切り替えがすごく難しくて、その感覚をつかむのが大変でした。でも、撮影が進むにつれて徐々にカメラマンさんの求める表情に近づけていったんじゃないかなと思います。
空想の世界と現実の世界が混ざり合った新感覚の写真集になっているので、ぜひたくさんの人に見てもらいたいです!