約2年半ぶりの生セブチにCARAT熱狂、「同じ場所にいることが夢みたい…」SEVENTEENが来日公演で語ったCARATへの愛と感謝<イベントレポート>

2022/05/25 12:00 配信

音楽 アイドル

日本語を交えて語ったメンバーのCARATへの思い


13人がステージを降りた会場では、アンコールを求めるクラッパーの音が鳴り響いていく。その気持ちに応え、スクリーンにはメッセージ映像が流れ、Tシャツ姿となったメンバーが再登場。「あいのちから」を歌い上げるとWOOZIは「SEVENTEENと同じ気持ちをCARATも感じていると思ったので、共有したかった」と、曲に込めたメッセージを明かした。

最後のMCでは日本語で用意したコメントを交えながら1人ずつ挨拶。THE 8は「いつも感謝し合って、愛し合って、大変な時には手を差し伸べるSEVENTEENとCARATになりましょう」と穏やかな表情でコメント。SEUNGKWANも「待っていてくれた分、これからたくさん恩返ししていきます。あいのちからを教えてくれたCARATの皆さん、愛してます」と言葉を紡いでいく。

S.COUPSは「待っていてくださって本当にありがとうございます。これからもSEVENTEENとCARATには素敵なことだけが訪れると思うから、お互いに幸せを与える仲でい続けましょう」と感謝。HOSHIは「同じ場所にいることが夢みたいでドキドキ、ワラワラします…ワクワクします(笑)」と言葉を間違えて笑いを誘いながらも「ここからがまた新しい始まりだと思います」と前向きな言葉を残した。

DINOは「CARATの皆さんは僕らにとってすごい存在で大きな力をくれる人たちです。僕の存在の理由はCARATです」と真っすぐに感情を表現。MINGYUも「『こんな僕を愛してくれたから』という僕のパートがあるんですけれど、そこを歌う時にすごくジーンと来て、感謝の気持ちがあふれ出ました」と歌詞を引き合いに出しながら胸中を吐露。

JUNは「久しぶりにCARATの皆さんに会えて、幸せでうれしいです。やっぱりSEVENTEENのステージには皆さんがいないといけないですね」と明るく語り、DKも「いつも愛おしい笑顔で見守ってくださり、僕の愛が大きくなります。この愛を皆さんにお返しできるDKになります。これからもずっと一緒に前へ進みましょう!」とコメントした。

JEONGHANは「マスクをしていてもCARATの皆さんの笑顔が見えます。皆さんの笑顔のおかげで安心して楽しくステージができました。次は寒くなったら、もっと大きな場所で会いましょう」と再会を約束。JOSHUAは「今日こうやって会えてとてもうれしかったし、CARATの皆さんの愛もたくさんいただきました。愛してます、愛してます、愛してまーす!」と情熱的な言葉で会場を喜ばせた。

WOOZIも「過去に一緒に積み上げた思い出が美しく残っている場所です。ここで再び皆さんと会えたのは夢のようです。これからもっとお会いできると思うのでワラワラ…ワクワクします(笑)。またすぐに会いましょう」と冗談を交えながら想いを告白した。

VERNONが「元気な姿でここに一緒にいてくださってありがとうございます。皆さんのおかげで素敵な思い出ができました。これからもいい思い出をたくさん作っていきましょう。愛しています」と語り、最後にWONWOOが「今日、皆さんのおかげでとっても幸せでした。ありがとうございました」とシンプルながら力強くまとめ、CARATへの感謝の想いを伝えた。

SEVENTEENらしさ全開!いつまでも終わらないサービス精神満点のアンコール


別れの時が迫る中、トロッコに乗って会場を回りながら「ひとりじゃない」を歌い、CARATとの時間を過ごしていくメンバー。トロッコが会場の最後尾に到達すると、ファンミーティングおなじみの「Healing -Japanese ver.-」を歌いながらステージに戻り、最後はとびきりポップな「Snap Shoot -Japanese ver.-」で大騒ぎしていく。

そして曲が終わったかと思いきやラストのフレーズを何度もリピートし、メンバーたちはダンスバトルを繰り広げたりとやりたい放題。一度、退場したかと思わせて再登場するサプライズも健在で、終わらないでほしいというCARATの気持ちに応えるサービス満点精神のアンコールを体力の限り歌い踊ると、最後はやりきったという表情で「SEVENTEENでした!」と締め、イベントに幕を下ろした。

5月27日(金)には最新アルバム『Face the Sun』のリリースを控えるSEVENTEENは、6月のソウルを皮切りにワールドツアー「SEVENTEEN WORLD TOUR[BE THE SUN]」を行うことを発表。日本では11月〜12月にかけてドームツアーを開催することが決まっており、また彼らの元気な姿を見られる日がいまから待ち遠しい。

取材・文/武藤龍太郎

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