――俳優業とクリエイター。この先、古屋さんが目指すのはどんな道ですか?
生意気に聞こえるとイヤですけど、伝えたいものをちゃんと持った上で物作りをしたいなと思っています。それは映像作品でも写真でもMVでも、演者としても同じで、これなら誰かの心に触れられるかな?と思えるものを一つ一つ丁寧に作っていけたら幸せだなと思っています。作ったものを誰かの心に届けられることが、この仕事の醍醐味だと思っていますので。
――このところ刑事役が続いていましたが、実はやってみたいという役どころはありますか?
関西弁のアホな役ですとか、三枚目をやってみたいです。僕、関西人なので。そういえば、この間、セリフで「恨まなかった」というイントネーションが関西弁になってしまった時に、綾瀬さんが小声で教えてくださるということもありました。おやさしいですよね。
――「元彼の遺言状」はそんな綾瀬さん演じる麗子と篠田コンビによる事件解決に加えて、5/16放送の第6話終了時点では元彼と親しい先輩だと思われていた篠田の正体にスポットが当たっています。古屋さんが気になる見どころはどんなところですか?
やっぱり大泉さん演じる篠田ですよね。彼にはどんなバックグラウンドがあって、そして麗子さんとどうなっていくのか? また、その謎に対して、橘さんと松田が刑事として、どう絡んでいけるのか? その部分を今から楽しみにしております。
取材・文=及川静
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