――吉乃を演じるにあたって意識していることを教えてください。
どこか優しい雰囲気はあるのですが、せりふは捜査員を指示するものばかりなので、表情で人柄を伝えることは意識しています。ただ、まだ役はつかみきれてないですね(笑)。
普段はサンドウィッチマンとしてコントをやっていますが、ドラマのお芝居とは間が違います。コントだと間を詰めたくなるし、ドラマでも「僕なんかのために時間を割くのは申し訳ない」という気持ちがあって間を詰めてしまうのですが、「もう少し間をください」と言われるので、気をつけています。
――現場の雰囲気はいかがですか?
シリアスなシーンが多いですし、和気あいあいという感じではないです。現場を盛り上げたい気持ちはあるのですが、何せ警察の専門用語のせりふが難しくていっぱいいっぱいになってしまっています。
ただ、たまに本番で「ここで何かボケたらウケるのか?」という考えがよぎり、ボケたいという衝動にかられることも。結局撮り直しになって撮影が延びるのも申し訳ないので、衝動をぐっとこらえて撮影しています(笑)。
シリアスなシーンが多いので、当たり前ですが演じていてもスタッフの方もリアクションがないんです。僕としてはそれがずっとスベっているような感じがしてしんどい(笑)。こればかりは慣れないです。
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