佐藤浩市、父・三國連太郎さんとの共演に思うこと「やっておいて本当に良かった」<初耳学>

2022/05/22 22:34 配信

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「日曜日の初耳学」に俳優の佐藤浩市が登場した(C)MBS

俳優の佐藤浩市が、5月22日に放送された「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に登場。林修先生のインタビューに答え、父・三國連太郎さんへの思いや、役者として目指すところについて率直に語った。

同年代俳優との絆は「かけがえのないもの」


今や日本映画に欠かせない存在である佐藤。「青春の門」(1981年)で映画デビューを飾り、100本以上の映画に出演してきた。

当時の俳優としての佐藤の印象を「エネルギッシュでちょっと反抗的な感じの若い人が出てきたなと感じました」と振り返った林先生。佐藤は「三國連太郎の息子であると、そういうふうに受け取られるということへの反発心もあった」「“二世”という言い方が…。なんで二代目じゃないんだ」と、当時の率直な思いを打ち明けた。

葛藤もあった俳優人生。その中で心の支えとなったものの一つが絆だという。林先生が「芸能界で親しくされている方はたくさんいらっしゃいますよね」と問い掛けると、「やっぱり同年代の人間っていうのは盟友ですよね」としみじみ。「すごくかけがえのないものだし」と、盟友というべき同世代俳優たちとの思い出を語る場面もあった。

51歳からは、音楽活動にも挑戦している。それまで公の場で歌ったことはなかったと言い、「原田芳雄さんの追悼ライブから始まったんだけど、それまでお客さんを前にして歌ったことはなかったし、出番待ちをしている時に、もどしそうになるくらい緊張するわけです。その緊張感が楽しかったと思います」と笑顔に。「我々みたいな芸事の世界の人間というものは、そういったものが常にあった方が恵まれていると思います」と語った。

父、そして息子への思い


父・三國さん、息子・寛一郎と、三代にわたり俳優の道に進んだ。寛一郎とは映画「一度も撃ってません」(2020年)で親子共演を果たしたが、「僕の方が緊張してNGばかり出していましたね」と照れ笑い。「普通の俳優さんとして見ようと思っているんだけど、どこかそうではない部分がある」と、親子共演の難しさを打ち明けた。

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